年末年始にも使える! 丸暗記の「雑談が無限に広がる会話術」

人間関係

 

今年もまた、ぎこちないシーンが生まれる年末年始がやってきました。

 

・忘年会、普段あまり話さない上司や部下と会話を続けられる

・正月、久々に会った親戚とも楽しく話すことができる

・甥や姪など、子どもと健康的に会話ができる

 

そんな、居心地の悪さを解消するテクニックがあれば……と思ったことはありませんか?

 

自然に会話の糸口を見つけ、会話を盛り上げられるようになるには、ある程度の練習量が必要です。しかし、この季節ならではの無難な話題とリアクションを丸暗記しておけば、ぎこちない雰囲気を和ませることは可能。会話ベタな人でも雑談ができてしまう『速習! 丸暗記フレーズ』をご紹介します。

 

 

■雑談上手な人の3つのポイント

 

まずは雑談上手な人に共通する3つのポイントを確認し、雑談がヘタな人はどうすればいいかを見ておきましょう。

 

【ポイント その1】「話上手というより聞き上手」

雑談上手な人は、相手に話してもらうのが上手いです。雑談がヘタな人は、自分が話さなくてはと意識してしまうので、頑張れば頑張るほど相手をうんざりさせてしまいます。話題を振って、聞き手にまわるテクニックをマスターしましょう。

→“年末のおすすめフレーズ”を丸暗記しておけばOK!

 

【ポイント その2】「盛り上げ上手」

雑談上手な人は、相手の話を楽しそうに聞き、盛り上げるのが上手いです。雑談がヘタな人は、真剣に耳を傾けても、そのことを相手に伝えるのがヘタ。話を盛り上げる基本技を確認しておきましょう。

→“盛り上げの基本 3つのリアクション”を丸暗記しておけばOK!

 

【ポイント その3】「相手を不快にさせない」

雑談上手な人は、相手がドキっとするような問題発言や、過度に踏み込んだ質問がないように気をつけています。雑談がヘタな人は、配慮のない感想や質問を口にしがちです。この機会に地雷を踏まない最低限の会話テクを覚えましょう。

→まずは質問に「ぼかし」を入れることからはじめよう!

 

 

■年末年始に暗記すべきフレーズはコレ!

 

イザ雑談をしようと思うと、どんな話題を振っていいか困る……そんな皆さんのために、年末年始らしく、それでいて年代、性別、パワーバランスに関係なく使えるフレーズを厳選しました。どうぞ遠慮なく、丸暗記してお使いください。

 

【おすすめフレーズ その1】

「2016年の3大ニュースはなんですか?」

季節感もバッチリ、相手の会話量を増やせる優秀なフレーズ。あなたに興味がありますということも伝わるので、先輩や意中の人との関係構築にも効果が期待できます。この質問から始めると、相手の価値観や興味関心が推測しやすくなるので、その後の話題選びが易しくなります。注意点は、5大ニュースや10大ニュースにしないこと。考えるのに時間がかかるので、相手に負担がかかることもあります。バリエーションとして「2016を漢字一文字で表すとなんですか?」もおすすめ。

 

【おすすめフレーズ その2】

「今年の抱負はなんですか?」

これも様々な関係性の相手に使える万能フレーズ。「きちんとした人」という印象を持ってもらえる効果も期待できます。相手が答えやすいよう、先に自分の抱負を言っておくのがいいでしょう。このとき「今年こそ暴飲暴食を減らす」「休肝日を作る」といったイージーなものを選ぶと、相手からも同じレベル感の抱負が返ってきやすくなります。

 

例)職場の新年会

部下から仕事の目標を聞きたいのであれば、まず自分が抱負として言っておく。仕事の話は少なめに親睦をはかりたいのであれば「ダイエット」「旅行」などをプライベートな抱負を言っておく。

 

話題を振るための2つのフレーズを丸暗記、簡単にできちゃいましたね。次は相手の話を盛り上げるリアクション編です。

 

 

■盛り上げの基本! 3つのリアクションを使いこなせ

 

話題を振ったら、聞き役に徹し相手の会話を盛り上げます。どう盛り上げていいかわからない人は、基本の3つのリアクションを使ってみましょう。年末年始におすすめの相槌も併せて紹介しておきます。

 

【基本のリアクション その1】「驚き系」

例)「うわー!」「そういうことってあるんですね」「信じられない!」など

表情をオーバー気味にするのがコツ。難しいと思う人は、口をあけて手で隠すポーズに慣れることからスタート。

 

【基本のリアクション その2】「笑い系」

例)「おもしろーい!」「あはは」「ウケる!」など

テンションを高めにして聞くのがコツ。難しいと思う人は、前傾姿勢をとり口角をあげて話を聴くところからスタート。

 

【基本のリアクション その3】「質問系」

例)「どんな感じのところ?」「おもしろかった?」「よく行くんですか?」など

踏み込んだ質問をし過ぎないのがコツ。難しいと思う人は、質問に「ぼかし」を入れることからスタート。

 

【番外編】年末年始にふさわしい相槌

「いい思い出になったね」「2016年のハイライトだね」「おもしろい一年だったね」「素晴らしい目標だね」「飛躍の年になりそうだね」

 

 

■地雷を踏まないための「質問ぼかし」

 

雑談で地雷を踏まないための注意点はいろいろありますが、会話ベタさんにまず覚えてほしいのは、質問での地雷。質問は雑談においてメリットが多い反面、批判に聞こえる、踏みこみ過ぎると失礼、といったデメリットもあります。会話ベタな人だけでなく、デリケートさに欠ける人も「質問にはぼかしを入れる!」と覚えましょう。

 

例)

「なんというレストランに行ったのですか」

ぼかしを入れると…

「どのあたりのレストランに行ったのですか」

お店の名前を言いたい場合には「○○だよ」とズバリ店名を答えてくれるでしょうし、明かしたくない場合には「渋谷のほう」など、ざっくりと答えることも可能です。

 

「この人なら大丈夫」と思う相手との雑談でも、ぼかしの配慮はしておいたほうが無難です。筆者はテレビ番組と電車の中吊りで年齢を公開したことがあります。ですが「何歳ですか」とストレートに訊かれると困惑することも。できれば、ぼかしを入れた質問「もしかして同世代?」くらいに留めてもらえると、逆に年齢開示がしやすいです。

 

 

■耐久戦になりにくい年末年始は、暗記フレーズを試すチャンス!?

 

年末年始は雑談に迫られる機会が多いものの、時節柄、耐久戦にはなりにくいのが特徴です。相手の年代、性別、関係性もバラエティに富んでいるので、暗記したフレーズを試すのにはもってこい。何を話していいかわからない人も、自分の話ばかりして嫌われてしまう人も、是非トライしてみてください。

 

筆者が講師をしている「交渉」でも、雑談をした場合と、雑談をせずに交渉をはじめた場合では、前者のほうが良好な関係を築きやすいです。相手に好感をもつかどうかで印象が変化し、判断にも影響を及ぼします。

 

たかが雑談、されど雑談――皆様の新しい一年が、雑談テクで良きものになりますように。

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藤田尚弓

藤田尚弓

All About 話し方・伝え方ガイド。企業と顧客のコミュニケーション媒体を制作する株式会社アップウェブを経営。言語・視覚の両面から「伝わる」ホームページやパンフレットなどの制作を通し、日々コミュニケーション...

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