あの意外なアイテムに大変身……!? ペットボトルは災害時のいざというときに、便利なグッズに再利用することができるのです。そこで今回は、ペットボトルで簡単に作れる災害グッズを3つご紹介します。
■簡易ランタンを作る
最初にご紹介するのは、簡易ランタンを作る方法。
ペットボトルと懐中電灯を使えば、簡易的なランタンを作ることができます。 作り方は簡単で、懐中電灯の上に水を入れたペットボトルを乗せるだけ。光が乱反射して周りを照らすことができるのです。懐中電灯が小さい場合はコップに入れてみましょう。 ランタンと言えば火を使う印象がありますが、ペットボトルと懐中電灯であれば火は不使用ですから、安心・安全なのも嬉しいポイントです。
■簡易蛇口を作る
次に紹介するのは、簡易蛇口を作る方法。
水は飲料用としてだけでなく、手や物を洗うなどの生活用水としても利用され、災害時にはより貴重なものとなります。その貴重な水を少しでも節約するためにも、ぜひ作ってみてほしいグッズです。
まず、ペットボトルの下にキリなどの工具で直径2~3ミリの穴を開け、その穴を指で押さえながらペットボトルに水を入れた状態でキャップをします。こうしてペットボトルを台に置き、穴を押さえていた指を離すと、水が漏れない状態に。あとはキャップを緩めると穴から水が流れ、使い終わったらキャップを閉めると水が止まるようになるのです。
作り方も簡単で、アウトドアレジャーでも利用できるこの簡易蛇口、ぜひ試してみてはいかがでしょうか?
■簡易シャワーを作る
最後に紹介するのは、簡易シャワーを作る方法。
これは、洗髪などにも利用できるのでとても重宝するでしょう。
まず、空のペットボトルをよく洗い流し、ペットボトルのフタにキリなどの工具で小さな穴をたくさん開けます。あとは水を入れ、フタを閉めたら簡易シャワーの完成です。
ちなみに100円均一などでは、園芸用のシャワーヘッドも売られています。このようなシャワーヘッドを購入してペットボトルに取り付ければ、より時短で手軽な簡易シャワーを作ることもできるでしょう。災害時でも衛生的に過ごすためにも、事前に作っておくと便利かもしれません。
――このように、ペットボトルは災害時に意外な便利グッズに変身するのです。今回紹介した方法を覚えておくといざというときに活用できるのではないでしょうか。