SNSで盛り上がった選りすぐりのネタを紹介するcitrus。
「熱中症警戒アラート」が話題となっています。
■熱中症警戒アラート、なぜ話題に?
暑さ指数が "33" を超えると予想されるときに発令される熱中症警戒アラート。
アラートが発令される日は熱中症になりやすく、救急搬送者数が多くなる傾向があります。
本日、関東で今年初となる熱中症警戒アラートが発表されたことで話題となったようです。
■熱中症対策、ポイントをまとめてみました!
じつは、熱中症は気温などの環境条件だけでなく、人間の体調や暑さに対する慣れなどが影響して起こります。気温がそれほど高くなくても、日ごろから注意が必要なんです!
一番は暑くなり始めの時期から適度に運動し、普段から暑さに備えておくことが重要なんだとか。
とはいえ、今それを言われても困ってしまいますよね。
ということで、猛暑日を乗り切るための、熱中症対策のポイントを調べてみました!
【こまめな水分補給】
基本的なことですが、喉が渇いている時点ですでに軽度の脱水症状。水分補給は喉が渇く前におこないましょう。特に子供や高齢者の場合は要注意!
1時間半~2時間おきを目安とし、200ml程度の量をこまめに飲むとよいでしょう。勢いよく飲むと十分に吸収されないおそれがあるので、ゆっくりと飲みましょう。
【セットで塩分も忘れずに】
汗をかくと失われるのは水分だけではなく、塩分(ナトリウム)も同じ。水とセットで塩タブレット等を補給しましょう。
水だけを飲んでしまうと、体内のナトリウム濃度が下がってしまい、身体はこれ以上ナトリウム濃度を下げないために「水を受け付けないよう」命令を下してしまいます。猛暑日は特にお忘れなく!
【マスクはできるだけ外す】※屋外で人と十分な距離(2メートル以上)を確保できる場合
感染症対策としてマスクをつける方も多いですが、猛暑日は要注意! できるだけ着用が必要ない場面ではマスクをはずしましょう。
【外出や運動はなるべく控え、暑さを避ける】
ついつい、「この程度の暑さなら大丈夫」とガマンしてしまいしがちですが、無理は禁物です。不要不急の運動は避け、室内をエアコン等で涼しい環境にして過ごしましょう。
【睡眠環境を快適に整える】
エアコンや扇風機を適度につかい、環境を整えることで、寝ている間の熱中症を防止しましょう。同時に、良質な睡眠をとることで、翌日の熱中症を予防できます。
■みんなの熱中症対策は?
熱中症対策についてアンケートを取ってみたところ……。
約4割が「扇子・うちわ」と回答しました。通勤・通学鞄にも楽々入る扇子は特に便利で人気のようです。
二番目に多いハンディファンも、最近駅で見かけない日はないくらい主流になってきましたね~。
それぞれの熱中症対策で、この夏の猛暑を乗り切りましょう!
最後に、「熱中症警戒アラート」についてより詳しく知りたい方は、こちらのリンクから!
参考: 全薬グループ「正しく知って乗り切る水分補給のコツ」 熱中症ゼロへ「熱中症について学ぼう:予防と対策」 神奈川県ホームページ「みんなで熱中症対策!知識を持ち行動することで、防ぐことができます」 大塚製薬「熱中症からカラダを守ろう」
2023年7月10日