歴史があるからこその説得力? ロンジンのオールブラックは“上品なアウトドア派”

コラム

citrus 編集部

 

2017年7月1日、ロンジンは創業185周年を記念して“オールブラック”の「ハイドロコンクエスト」を日本限定でリリースした(500本限定発売)。ロンジンと言えば、優雅で上品なフォルムが身上の「歴史ある高級時計」といったイメージを持つ人が多いかもしれない。そのイメージがゆえに、今回のブラックフォルムのスポーツウォッチはかなり大胆に映る。

 

このクールでスポーティなモデルは、ロンジンが2007年から展開を始めた「スポーツコレクション」の新作。185年の歴史を持つ名門ラグジュアリーブランドが、ここ10年ほどスポーティなモデルを作り始めた理由は、当社の原点にあるといえる。

 


■世界のスポーツ史を支えてきた「影の立役者」

 

五輪等のスポーツイベントやレース競技の公式試合において、順位付けのひとつのモノサシになるのが「タイム」だ。この時間測定は「公式計時」と言われ、高い技術力が世界で認められた“一握りの時計メーカー”に任されてきた。ロンジンはその名誉あるポジションを、度々担ってきた。

 

1832年の創業以来、馬術、体操、テニスといったスポーツ競技や、F1などのモーターレースなど、数々のイベントにおいて公式計時を担当し、今もなお世界の様々なスポーツイベントを支え続けており、日本においてはJRA「ジャパンカップ(G1)」のタイムキーパーを務めている。

 


■万を持して「スポーツコレクション」が登場

 

長きに渡ってスポーツを支えてきたロンジンは、2007年、これまでの知見を活かしスポーツに特化したコレクションを展開した。スポーツは企業哲学の原点だと語るロンジンは、このコレクションで、スポーツ史を支えてきたメーカーらしい「精巧さ」と、高級ブランドならではの「優雅なフォルム」を見事に融合させた。

 

今回オールブラックが加わった「ハイドロコンクエスト」シリーズは、ダイバー・マリンスポーツに特化したモデルで、300m防水や、暗闇でも見やすくなるスーパールミノヴァ®が塗られた針や針盤などの“機能性”が魅力。

 

フォルムを黒で統一した本作は、ウォーターアクティビティ特化の機能性はそのままに、ゴツすぎず装飾的でない、クールな仕様になっている。この落ち着いた雰囲気はフォーマルな場面にもばっちりハマる。これほど大人しいスポーツウォッチもなかなかない。海、川遊びにオシャレした街歩き、この夏考えられる全ての場面でハズさない作りとなっている。「上品なアウトドア派」ほど合わせやすい時計だと言えそうだ。

 

 

DATA

ハイドロコンクエスト“ブラックアウト”日本限定モデル
価格:20万3000円(税抜)
発売開始日:2017年7月1日(土)
仕様:ラウンド型、ブラックPVD加工、41mm、傷がつきにくいサファイアクリスタル、無反射多層コーティングねじ込み式ケースバック、保護パーツ月ねじ込み式リューズ、ケースバックには、“Japan Limited Edition No.000/500”と刻印、ブラックセラミック製の単向性回転式ベゼル、30気圧防水、ダイアルと針にはスーパールミノヴァ®GL C3 X1を塗布
問い合わせ先:03-6254-7350 (平日9:30~18:00)
ロンジン公式サイト:https://www.longines.jp/ ロンジン公式フェイスブックページ:https://www.facebook.com/longinesJP/

 

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