お笑いタレントのみに留まらず、司会・俳優・脚本家・作詞家……ほか、多彩な顔を持つバカリズム(41)がメインMCを務める話題のトークバラエティ番組『バズリズム』が第二形態へと進化。10月6日からスタートした『バズリズム02(バズリズムツー)』(日本テレビ系/毎週金曜日24時59分~25時59分。ミュージックサポーター:マギー、進行:日本テレビアナウンサー・佐藤梨那)が、早くも話題沸騰中だ。
番組内では、毎回ゲストに迎えるアーティストの音楽活動(=A面)だけではなく、人知れぬ意外な部分(=B面)をピックアップ。そのB面が、じつは自身の音楽的世界観に繋がっていることが判明したり、「全然こんな人だとは思わなかった!」「思いのほか、この人が好きになった」……と、出演アーティストの新しい魅力を再確認できたりする、充実の内容となっている。第2回目のゲストは歌手の一青窈さん(41)。
『バズリズム02』連動企画
【バズリズム×citrus】vol.02~一青窈編~
今年でデビュー15周年。数多くのヒット曲を世に送りだし、今年9月にはいきものがかりの水野良樹が楽曲提供したことでも話題を呼んでいる。さらには、今や二児のママでもある一青窈さんのB面とは……なんと「軽量化人間」!
身につける物も、持ち物もとにかく軽いほうが良いという一青窈さん。身の回りのあらゆる物はできるかぎり省き、必要最小限で行動するんだとか……。まるで登山家?
たとえば「雑誌の軽量化」。重さのある雑誌を持ち歩くのが嫌で嫌でたまらないから、読んでいったページを破いて捨てていったり、必要なページだけを切り取るのだそう。ハサミすらも重いという一青さんは、何百ページはあろう雑誌を手際よく器用に、かつ勢いよくビリビリ破いていった後、たった数枚を残し、雑誌はゴミ箱へ……。こんなにも潔く雑誌を捨てるなんて、もったいないから普通はできないところだが、彼女にとっては「役目を果たしたページの束」でしかないらしい。
そんな「軽量化」は雑誌のみならず、小説にまで到っていく……。「一度の旅行で15~20冊の小説を持っていくが、帰りにはものすごくコンパクトになり、あいた空間におみやげが入る」とうれしそうに語る一青窈さん。これにはスタジオも騒然で、「ストーリーはどうなるの?」とバカリズムも困惑。本来、起承転結があってなんぼの小説全体をしっかりインプットした上で、大切な部分や心に残る部分だけを破いて保管──すでに読んだことのある小説の題名を聞いても、中身をなかなか思い出せないような我々にとっては絶対不可能であり、彼女の超人的な記憶力を持ってして、はじめて成り立つ特殊技能なんだろう。
集めた大切な文字たちは、自分の言葉に“手書き”で置き換えたものと一緒にスクラップブックにし、その一冊が自身のネタ帳に……。ほかにも多数カミングアウトしてくれた洋服やパソコンなどの信じがたい「軽量化」は必見!
とにかく、常に軽量へとカスタマイズするのが一青窈流。「情報を取捨選択し、インプットし続けることで頭の中のコップが情報で満たされ、それが溢れたときに詩が書ける」と彼女は断言する。日常生活すべてにおいてアンテナを張り、古い固定概念をどんどん切り捨てていくことによって自身の感性を研ぎ澄ましているからこそ身に就いた習慣であり、だからこそ聴く人の心を揺さぶる素晴らしい歌が生まれるのかもしれない。
そして、スペシャルライブではあの大ヒット曲『ハナミズキ』を披露! 一青窈さんのB面「軽量化人間」のエピソードを踏まえた上から、もう一度“名曲”に触れれば……また違ったベクトルからの“新たな魅力”を感じ取ることができるのではなかろうか。
【番組概要】
アーティストが兼ね備える「集中力」や「のめりこみ」は、当然「音楽」に注がれる。だからこそ、一流に駆け上る。そのパワーは、別の分野にも注がれていることが実は多い。しかも、本人は全然フツーと思っていても、周りから見ると驚きに満ちていて…!
番組では、誰もが知っているアーティストの音楽活動=A面だけでなく、人知れぬ意外な性質=B面をピックアップ。観終わると、思った以上に、思いのほか、アーティストの魅力に気付き、アーティストが好きになってしまうのです!
【放送日時】
毎週金曜 24時59分~25時59分
※各地域で放送日時は異なります。
【公式ホームページ】
http://www.ntv.co.jp/buzzrhythm/
【MC】バカリズム
【ミュージックサポーター】マギー
【進行】佐藤梨那(日本テレビアナウンサー)