ジョルト、タブクリア…バブル期の懐かしコーラ

コラム

久須美 雅士

 

■懐かしの『青春の味』をもう一度!

 

中高生男子に思い出の飲み物を尋ねると、一番にコーラを挙げる人は多いと思います。炭酸の刺激、サイダーや果汁飲料とは違った独特の香味に魅力を感じる人は多かったのではないでしょうか。

 

そんなコーラも、バブル期にはその時代ならではのさまざまなバリエーションがありました。今回は、私のコレクションの中から特にインパクトの強かったコーラをピックアップして紹介します。

 

 

■カフェイン2倍で2倍ハッスル! ジョルトコーラ(UCC上島珈琲)

 

左:1991年、右:1996年


アメリカ発祥のコーラです。1990年に日本ではUCC上島珈琲がライセンスを取得し発売されました。特徴は缶にも書いてありますが、カフェインが一般的なコーラの2倍入っていること。

 

テレビCMには、ビートたけしさんが出演。まだ40歳代前半のたけしさんが「ジョルト党党首」として弾けまくっていました。

 

 

■透明飲料の先駆け! タブクリア(コカ・コーラ)

 

左:発売当初、右:甘味料変更後


最近、天然水にフレーバーを加えた透明飲料が人気ですが、1990年代初めにもアメリカで透明飲料ブームが起きました。当時のブームに乗って発売されたのが、この「タブクリア」です。人工甘味料を使用し、100ml当たり1キロカロリー未満になっていることもセールスポイントに。

 

1993年に日本でも販売され、テレビCMにはニュースキャスターの俵孝太郎さんが出演し話題となりましたが、人工甘味料の甘味が受け入れられず売れ行きは芳しくありませんでした。数カ月後、甘味料に果糖を加え100ml当たり12キロカロリーとして、味を日本人向けに変更しましたが、結局タブ・クリアは1993年上半期で姿を消してしまいました。

 

 

■青春の味と初恋の味のコラボ! カルピスソーダ&コーラ(カルピス)

 

カルピスソーダ&コーラ(1990年)

カルピスといえば「初恋の味」というキャッチフレーズでおなじみの乳性飲料。カルピスを炭酸飲料にしたカルピスソーダとコーラのコラボレーションを行ったのが、この品です。

 

カルピスのコーラ割りというと、関西では「キューピット」という名前でメニューに載っている喫茶店があるそう。青春の味であるコーラと初恋の味のカルピス。一口飲めば、爽やかで甘酸っぱい青春の出来事をたくさん思い出しそうです。