(京都人曰く)滋賀県といえば「水、止める」? 西川貴教が滋賀のネガイメージを覆すため立ち上がった!

コラム

citrus 編集部

お笑いタレントのみに留まらず、司会・俳優・脚本家・作詞家……ほか、多彩な顔を持つバカリズム(41)がメインMCを務める話題のトークバラエティ番組『バズリズム02(バズリズムツー)』(日本テレビ系/毎週金曜日24時59分~25時59分。ミュージックサポーター:マギー、進行:日本テレビアナウンサー・佐藤梨那)。

 

(C)NTV

番組内では、毎回ゲストに迎えるアーティストの音楽活動(=A面)だけではなく、「普段は絶対に見せない音楽以外の熱い一面(=『アッチ側』という名のB面)をダダ漏れさせること」を主旨とし、出演アーティストの新しい魅力を再確認できる、充実の内容となっている。今回のゲストは、抜群の歌唱力を持ちながら、多彩な分野で異彩な才能を発揮するスーパーエンターテイナー・西川貴教さん(47)。

 

『バズリズム02』連動企画

【バズリズム×citrus】vol.14~西川貴教編~

 

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持ち前のトーク力を活かしバラエティー番組で活躍するイメージが強いが、1996年に始動した『T.M Revolution』としてのソロ活動では紅白歌合戦に出場するなど、音楽の分野でも大ブレイク。デビュー20周年を超え、今年の3月7日に『西川貴教』名義として初のシングルをリリースする。そんな西川さんのB面は、「滋賀LOVE人間」。

 

登場するやいなや、バカリズムと共演することへの憂鬱な胸中を明かすと、すかさずバカリズムも以前共演した際のエピソードで犬猿の仲っぷり(?)を披露。息のあったツッコミ合戦もバシバシとキマり、ものすごく楽しそうに見えるのは気のせいだろうか……?あと、肉体美を惜しげもなく披露した写真を、滋賀の象徴ともされる「琵琶湖」のフォルムにあてはめるなど、「VTRでいじられたら、もうどうしようもないでしょ!」と本人もあきれるような、制作スタッフの遊び心ある(?)VTRにも思わず吹き出してしまう。

 

滋賀県出身の西川さんは、地元を愛しすぎるアーティスト。その郷土愛は果てしなく深く、琵琶湖の環境保全を目的に、2009年から大型野外ロックフェス『イナズマロック フェス』を地元で開催。ただし、溯っていくと順風満帆な開催ばかりではなく、台風直撃でイベント自体が深刻な状況になったことも……。だが、そういった苦難も「強靭な肉体」、「精神力」そして「地元愛」で切り抜けてきた。

 

……と、ここまで意欲的な滋賀LOVEぶりで、バカリズムとマギーを驚かせる西川さんが「最近気に食わないこと」は、滋賀にまつわるネガティブな世間の声。なかでも「まず一番に変えていきたい!」のは、「琵琶湖以外なにもない」という投げやりなイメージなんだとか……。これに対して西川さんは「じつは県の面積に対して琵琶湖は6分の1しかない」と主張するが、滋賀をよく知るお隣の京都府民にアンケート調査を実施したところ、「滋賀県民は怒ると琵琶湖の水止めるぞと言う」なんて回答が続出。西川さんいわく、日本と言えば「寿司、天ぷら」と同じように、滋賀県(民)と言えば「水、止める」がワンワードになっているのだという。

 

ほかにも「滋賀県民よりブラックバスの方が多い」「滋賀県民は生真面目な人間が多い」……etcと、次から次へと襲いかかってくるネガティブイメージを華麗に覆していく(?)西川さんの軽妙なウイットは必見である。ちなみに、比叡山延暦寺があるのは京都じゃなく滋賀県です。いずれにせよ、地元を本気で愛し、その愛を寄付や寄贈や経済効果によって具体的なカタチとしている真摯さが、少なからずA面である音楽の燃料となっていることだけは間違いなさそうだ。

 

『バズリズム02』

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【番組概要】
アーティストが兼ね備える「集中力」や「のめりこみ」は、当然「音楽」に注がれる。だからこそ、一流に駆け上る。そのパワーは、別の分野にも注がれていることが実は多い。しかも、本人は全然フツーと思っていても、周りから見ると驚きに満ちていて…!
 
番組では、誰もが知っているアーティストの音楽活動=A面だけでなく、人知れぬ意外な性質=B面をピックアップ。観終わると、思った以上に、思いのほか、アーティストの魅力に気付き、アーティストが好きになってしまうのです!
 
【放送日時】
毎週金曜深夜
※各地域で放送日時は異なります。

【公式ホームページ】

http://www.ntv.co.jp/buzzrhythm/


【MC】バカリズム
【ミュージックサポーター】マギー  
【進行】佐藤梨那(日本テレビアナウンサー)