ポジティブ思考ばかりが注目され、ポジティブであることが成功の秘訣だと考えている人も多いことでしょう。何事にも慎重で、なにかと不安を感じやすい「心配性」の人がむしろ、成功しやすいとしたら!?「心配性であることが成功するための条件」だというその根拠をご紹介しましょう。
■心配性の人ほどリスクマネジメント能力が高い
私たちは、自分の人生目標を脅かすリスクを見つけたときに、大きな不安を覚えますよね。
「就職活動がうまくいかなかったらどうしよう」
「仕事でミスして、職を失ったらどうしよう」
「恋人にフラれたらどうしよう」
これは言い換えれば、不安は「将来のために、今、できることがある」というサインだということです。未来への準備を促すアラーム。それが不安の正体です。
小さなリスクに反応して、自分にアラームを鳴らし、準備せよ!と指令を出すのが心配性の人の特徴。創造や発展のためには、不安という感情はとても大切なものなのです。
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■心配性の人は「先のことを心配しながら」一歩踏み出して行動する力を持っている
心配性の人が危機を察知しやすくリスクマネジメント能力がある一方、楽天家は不安センサーの感度が低いため小さなリスクには気づきません。だから準備をしなくても不安を感じず、「大丈夫、大丈夫!」と悠長に構えていられるのです。
しかし、対処法を考えなければ、やはり高確率でトラブルは起こります。まさに、夏の間に遊びほうけていたキリギリスが冬になって困るという、イソップ寓話の「アリとキリギリス」の世界です。
成功する人に必要なのは「根拠のないポジティブさ」ではなく、「先のことを心配しながら」「一歩踏み出して行動する」力。「行動できなかった」考え方を、「一歩踏み出せる」考え方に変えるトレーニングが必要です。LINEでできる、お手軽なマインドチェンジ法は試す価値ありです。
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■心配性の人はIQが高く、クリエイティブである
フランスの児童精神科医オリビエ・ルヴォル氏によると、「IQ値数の高い子どもは、他の子どもに比べ心配性が多い」ことがわかったそうです。目端が効くのは、頭がいい証拠。心配性であるとは、頭がいいということなのです。
さらにもうひとつ、心配性の人に関する興味深いデータがあります。英国の神経生物学者でパーソナリティ障害の専門家、アダム・パーキンス氏によると、不安とクリエイティブな能力には深いつながりがあり「心配性の人は、不安を強く感じやすい。だからこそ、強烈な不安を払しょくするための豊かな想像力と処理能力を持っている」のだそうです。
一方で、「心配性」な人が持つ不安に振り回されていては成功はできません。「不安」をコントロールできるようになれば、成功への道を歩むことができるのです。具体的ですぐに実践できる2つの方法をお伝えしましょう。
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