決定的な出来事があったわけでないけれど、現実に対するネガティブな思いや未来への漠然とした不安があふれてきて止まらない……。自分に自信が持てず、やる気も出ない……。そんな日々を過ごしているあなたに勇気をくれる3つの気付きをご紹介しましょう。
■いつも前向きでいる必要はないし、第一そんなことは不可能
近年は企業や軍隊でもポジティブ心理学が採用されるようになり、その影響は大衆文化にも及んでいる。だがポジティブ心理学が広まるにつれ、そのアプローチはよりシンプルな言葉で表現されるようになった。「ポジティブ思考」だ。
だが、このように簡略化されたポジティブ心理学は、むしろ人々の心に害を及ぼすのではないかとの懸念が近年高まっている。「前向きになることを強要されている」と、ボードン大学の心理学者バーバラ・ヘルドは言う。「苦しいときでも笑ったり楽観的になれない人は駄目だという雰囲気がある。深い悲しみに陥っても、数週間で乗り越えるべきだと思われている」
ネガティブ思考がダメで、ポジティブ思考こそがよいというのは間違い。世の中には、ポジティブ思考よりもネガティブ思考のほうが向いている人もいるのだそうです。
もっと詳しく知りたい方はコチラ>>ポジティブ思考信仰の危険な落とし穴
■ブラマヨ吉田の“今回の人生は補欠”論に勇気づけられる
ブラックマヨネーズの吉田さんが、持論とされている補欠人生論。
男前に生まれ落ちてない時点で、今回の人生は補欠なんです。補欠は補欠なりに日々訓練、自分磨きの日々を積み重ねないと、いざ試合のときに活躍できませんよ! 補欠としてめいっぱい、生きましょう! そして来世、必ずレギュラーを勝ち取りましょう!
なんて、なにかの番組で言ってたそうですが、これこそ解決法のひとつかもしれません。
「今回の人生は補欠」
恋愛やら仕事やら人生いろいろ、どうにもならないときに思い出したい名言です。
もっと詳しく知りたい方はコチラ>>どうにもならないとき、ブラマヨ吉田の“今回の人生は補欠”論に勇気づけられる
■ 「自分のトリセツ」を作って心の整理をしてみよう
近年、心の病は脳の機能異常と関連していることがわかってきた。
日常生活で起こるさまざまな問題でストレスがかかり続けると、脳の前頭葉などの細胞が興奮し、抑制がきかなくなって誤作動を起こしてしまいます。こころの病といわれているものは、脳の病なのです。
(『自分で「ストレスケア」ができる本 』より引用)
心の病のときには、「自分の取扱説明書」というべきワークシートを書くことによって、自分の気持ちを整理することができるそう。ペンを持ち、紙に書き付けるという行為は、心の散歩をするように、私たちの心と体をほぐしてくれます。
もっと詳しく知りたい方はコチラ>>うつや不安が襲ってきたときのために、心の取扱説明書を作っておこう!