通勤途中のトラブルといって真っ先に浮かぶのは「痴漢」。被害にあう女性の恐怖はもちろんですが、男性にも「疑われるかもしれない」という不安がつきまといます。歩きスマホをめぐるトラブルや車内マナーをめぐる暴力沙汰まで、通勤中に起こりうるトラブルについて、回避法をご紹介します。
■「無実の罪で痴漢の疑いをかけられた」とき、「痴漢の被害に遭った」とき、それぞれの対処法
痴漢行為をはたらいたか否かの厳密な確認をおこなう前に、疑われた男性が線路に逃亡するケースは少なくないようです。
このようなことが起こる原因として、痴漢の疑いをかけられた際は逃走すべきといった趣旨の対処法がメディアで紹介されているようなこともあり、実際に逃走する男性が続出しているのではないかと指摘もされています。
やってもいない痴漢の疑いをかけられたときに、逃走するということは対処法としては不正解。刑事弁護に積極的に取り組んでいる弁護士が説明します。また、痴漢の被害にあった女性が自分の身を守るためにどのように行動すべきなのかについてもご紹介します。
もっと詳しく知りたい方はコチラ>>「痴漢を疑われたら逃げろ」は正解? 被害者の女性はどうするべき? 弁護士が教える正しい対処法
■「歩きスマホの人が怪我をさせた場合」「歩きスマホの人にけがをさせた場合」の対処法
「歩きスマホは危険です、やめましょう!」と言っているそばから、事故は後を絶ちません。
駅のホームで歩きスマホをしていた女性がすれ違った男から体当たりをされて転倒。頭蓋骨を骨折して意識を失う重傷を負ったというものでした。この男性は傷害の容疑で逮捕されました。
逮捕された男性は「相手が悪い」と語っていますが、故意に体当たりをしている点から見て、男性に非があります。しかし、もし歩きスマホをしていた女性がうっかり男性にぶつかり怪我をさせた場合だったら、どうだったのでしょう?
自分が歩きスマホをしていて相手に怪我をさせてしまった場合、逆に歩きスマホをしている人に自分が怪我をさせれられてしまった場合の対処法について弁護士が解説します。
もっと詳しく知りたい方はコチラ>>【弁護士が解説】歩きスマホ女に体当たりした男を逮捕! 歩きスマホを取り締まる法律は?
■「電車の中で大声で話す人」「ぶつかってきたうえに睨んでくる相手」への対処法
電車のなかで大声で電話で話す……、これだけで相手は「周囲にどう思われようと関係ない身勝手な性格」の持ち主と判断できます。そんな相手に「静かにしろ!」と言ってしまうと、反撃にあいトラブルに発展する可能性があります。筆者も若い頃に車内でトラブルになりかけました。相手の携帯を取り上げて電源を勝手に切ったこともあります。しかしこれも暴力沙汰に発展する可能性がありあまりおすすめしません。
電車の中で大声で話す人、そして電車内でぶつかってきたうえに睨んでくる相手にどう対処すべきでしょうか。「世間の不快な相手にやり込められない対応術」について、筆者が実体験をもとに紹介しています。
もっと詳しく知りたい方はコチラ>>公共マナーがなってない“あの人”を撃退する方法