手持ちのスーツは、礼服とビジネスタイプの2種類という人が多いと思いますが、アラフォーにもなれば、場面に応じてスーツを着替え、着こなしたいものです。ここでは謝罪、契約や交渉といったシーンでのスーツの着こなしについてご紹介します。
■誠実さを出すなら「ネイビースーツ」、 プレゼンの場面では「スリーピース」
緊張感ある契約や交渉の場…誠実さを出すなら“ネイビースーツ”
用意しておきたいのは「無地のネイビースーツ」。段返りの3つボタンないし2つボタンのネイビースーツで、数名で契約や交渉の場面に立ち会う際、立場が上の人間であればストライプ柄のネイビースーツを着用する。ストライプの間隔は1〜1.5cmで、落ち着きがあり、なおかつ誠実な印象をもたらしてくれるそうだ。
さらに、このような場面で持つべきカバンについての補足も。フタのないトートバッグを持つ人も多いかもしれませんが、重要な書類などをポイッと投げ入れるような仕草はご法度。どんなカバンが適しているのでしょうか。
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■謝罪の正装は「グレーのスーツ」×「白無地シャツ」×「紺無地タイ」
グローバルな視点からいえば謝罪時は、上下共地のスーツ、色はグレーの無地が適しています。もちろんストライプなどの柄は不要です。グレーは礼節、安息、信頼、中庸、追悼、禁欲など、心の平穏を表す色として使われますので、喜びや悲しみに心を動かされるシーンでも、平穏無事に出席することで式典の進行を妨げず、また当事者に対する礼の心を表します。グレースーツとひとことで言っても明るいグレーから濃いグレーまで様々ありますが、慶事には明るいライトグレー、弔事にはミディアムグレーからチャコールグレーまでを選ぶことが多いようです。
結婚式や葬儀用のスーツを持っている人は多くても、謝罪用スーツを持っているという人は少ないかもしれません。相手にしっかりと誠意を伝える謝罪スーツのルールは「グレーのスーツ」×「白無地シャツ」×「紺無地タイ」。それぞれのアイテムに理由があります。
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■すべての場面で応用できる「シャツ」×「ネクタイ」の黄金ルールは?
シャツといっても、ボタンダウンやワイドなど、形もさまざまですし、ネクタイも、無地、レジメンタル、柄ものなどどれを選んでいいか分からない人も多いかもしれませんね。
無地のネクタイは基本中の基本。もちろん無地のシャツにも合いますが、洒落感をアピールするなら柄シャツを組み合わせたいところ。特にお勧めなのは淡い色味のストライプシャツで、清潔感やスマートな印象を与えることができます。
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