自分にとって必要な人、そうでもない人と言うとドライな響きですが、苦手な人との関係を築くことにパワーを割くよりも、味方になってくれる人を増やしたほうが得。イヤな人や困った人とうまく距離をとり、味方を増やすテクニックをご紹介します。
■苦手な人と自分との間にはうまく「境界線」を引く
誤解のないようにいっておくと、境界線を引くといっても、大きな壁をつくって相手との関係を遮断、突き放そうというわけではない。人付き合いを遮断することで自分の身を守る方法もあるが、それでは失ってしまうものもあるし、対立を生んでしまうこともある。だから、著者の提案するバウンダリーは他者を遮断するのではなく、サブリミナルな方法で相手に「ここは入っちゃいけない領域だ」と思わせて、自分の領域を穏便なかたちで守る方法なのだ。
一緒にいるのがツライ嫌な人が、職場の上司やご近所さん、親戚だったりすると、付き合わないわけにはいきません。つまらない話を聞き流すなど、上手に境界線を引けばラクになるはずです。
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■社内で自分の味方を増やすには「社内営業」を大切にする
コミュニケーションは「質」より「量」。「とにかく接触機会とコミュニケーションの量を増やす」こと。接点が少ないけれど味方にしたい「意中の人」を見かけたら、「絶対に声をかける」という意識を持つだけでも違うとか。
注意点は「雑談をすること」。価値のある話や真面目な仕事の話は「してはいけない」。相手の立場になってみると、顔を合わすたびに重たい話をされて「あの人につかまると時間を取られる」という悪印象を与えてしまいかねないからだ。
「社内営業」には「ごますり」「媚び」といったマイナスのイメージがあるかもしれませんが、実はここでは「上司、同僚、部下を味方につけ、仕事の成果を大きくしたり、望む仕事・ポジションを手に入れること」を意味しています。具体的な方法をご紹介します。
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■他人へのイライラや怒りは「コントロール」して幸せに
(1)「大酒飲みの友達と飲めない自分、いつも割り勘にされてイライラする」場合
(2)「2人で会っているのに目の前で携帯の長電話をされた」場合
自分としては平等にお金を払いたいとか、目の前の自分と向き合ってほしいとかいう「役割を期待」しているわけだが、友達がそれに気がついているのかどうかすらわからない。これでは自分が完全な被害者になってしまい、ストレスが溜まる一方だ。さて、ではどうすればいいのか。
他人のちょっとした発言にムカッとしたり、どうでもいいことでイライラしたり、振り回されるのは損。怒っていないふりではなく、怒りを手放すことで、対人関係だけでなく人生の質までも向上させることが可能なのです。
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