BARは、大勢で酒を楽しむ居酒屋とは違います。オーダーの仕方から、バーテンダーの呼び方、店にいる客との関わり方まで、やってはいけないNG行為をまとめました。
■NG行為1:ウイスキーの基礎知識なく「ハイボール」とオーダー
BARで「ハイボール」とだけ呟いても通じない可能性もある。そこは愉しい居酒屋ではない、様々なハイボールが揃った隠れ家だ。もちろん、優しいバーテンダーが揃う店なら「ハイボールですね、ウイスキーは、何にされますか」とにこやかに応えてくれるはず。
敷居の高いBARによっては「ハイボールはありません」と素っ気ない答えに出くわした…という客もいると聞く。
せっかくハイボールを覚えたからBARで呑みたいと考える人もいるかもしれませんが、BARでウイスキーをオーダーする前に最低限、知っておくべきこともあるようです。何と言えばあのハイボールが出てくるのかについても必見です。
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■NG行為2:「バーテン」と言う、知ったかぶりをするなど
BARについて話すと「敷居が高い」とぼやく輩は多い。その謎を紐解くと、それは日本の「無礼講」文化のせいではないかと思い当たる。酒を呑んだから、「少々やらかしても問題ない」、または「どんな失敗も許される」無礼講は、日本独自の精神。酒席では、大目に見てやるのが日本のスタンダードだった。
だが、BARは「無礼講とは真逆の文化」。酒を呑んでさえもルールがある。そんな感覚が「敷居の高さ」を意識させるのだろう。
BARには、「酔っていたので…」では許されない独特の文化があると言う著者。バーテンダーとの関わり方や、隣の客への接し方、ドレスコードまで、なんと11か条も!
もっと詳しく知りたい方はコチラ>>「酔っぱらい」と「酒呑み」は違う!? “無礼講”が認められないBARのルールとは
■NG行為3:ナンパ目的の『あちらのお嬢さんに一杯』
「やっぱり、BARに行くと『あちらのお嬢さんに一杯』とか、やるんですか !?」とさも嬉しそうに、BARに足を運ばないビギナーに問われる機会は多い。
返答に窮する問いながらも、ここで結論をはっきりさせておこう。「あちらのお嬢さんに一杯」は、一般的には歓迎されない。しかし、私個人はやることもある。そして、ナンパ目的なら止めておけ、と。
『あちらのお嬢さんに一杯』という映画のようなワンシーンへの憧れはあるかもしれませんが、気軽に下ごころを持って挑んではいけないのがBARのルール。初心者には想像以上に難易度が高い行為なのです。
もっと詳しく知りたい方はコチラ>>BARで「あちらのお嬢さんに一杯!(アチオジョ)」を成就させるには…