暑い季節になると、夜の寝苦しさや汗による臭い、冷えからくる肩こりなどが気になる人も多いはず…。日本の長い夏を少しでもラクに快適に過ごすために、気軽にできる対処法をご紹介しましょう。
■寝苦しい夜こそ「パジャマ」で眠りスイッチをON
着替えるのが面倒でルームウエア(部屋着)のまま寝る人も少なくないので、まずはパジャマの必要性から考察。一般的には、パジャマに着替えた方が快眠につながると言われています。その根拠は“睡眠スイッチ”や“スリーピング セレモニー(入眠儀式)”と呼ばれる効果。就寝前に“パジャマに着替える”というルーティーンを行うことで、自動的に身体を睡眠モードへと切り替えることができるのです。寝付きの悪さで悩んでいるのであれば、改善効果を期待できるでしょう。
接触冷感素材を用いた寝具なども数多く登場していますが、身につけるウエアを工夫すれば、睡眠の質を上げ、寝苦しい夜を快適に過ごせるかもしれません。
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■洗っているのになぜ!? 頭がニオイやすくなる原因は?
夏は「洗髪後そのままにしていても寒くないし、扇風機の前にいれば乾くし…」といった言い訳で、髪を洗ったあと、自然乾燥をして寝ていませんか?
髪を乾かさないで寝るのは、部屋干しした生乾きの洗濯ものと同じ状態です。洗濯ものに雑菌が増えて、ニオイが発せられるように、頭皮にも雑菌が増えてニオイの原因になります。
ひとつめに挙げられる原因は、「洗髪後の乾かし方が甘い!」ということ。髪の根元からドライヤーでしっかりと乾かすことで、頭皮から発する悪臭を防ぐことが可能なんだとか。ではさらに2つの原因についてもみてみましょう。
もっと詳しく知りたい方はコチラ>>意外とみんな知らない! 毎日シャンプーしていても頭がニオう3大悪条件
■はやめの対処が必要な「夏の肩こり」
臭いや汗だけでなく、意外に悩んでいる人が多い夏の肩こり。現代社会では、夏の肩こりの要因が増えていると医師が指摘しています。
夏場の肩こりには、大きく3つの原因が考えられます。
(1)首の冷え
(2)隠れ片頭痛
(3)自律神経型ストレス肩こり
首の付け根の皮膚表面には、脳とつながる三叉神経脊髄路核からの神経の枝が伸びており、冷たい風があたると、肩こりだけでなく、頭痛や耳鳴り、めまいの原因となることもあります。
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