仕事で関わる上司や部下の中に、ちょっと苦手だなと感じる人はいませんか。そんな人にこそ、伝え方ひとつで自分の思いをきちんと誤解のないように伝えたいもの。避けられない人間関係を円滑にする3つのコツをご紹介します。
■お世辞を上手に使い分けて好かれる人になろう
お世辞は、ゴマすりと軽蔑される向きもあるようです。しかし、上司や取引先に好かれるか否かで、仕事の評価に大きな差が生まれることも事実です。お世辞は、「迎合行動」と呼ばれる社会的コミュニケーション手段のひとつ。相手に理解してもらいたい、相手から好かれたいという欲求の表れなのです。
例えば、物静かな方に「声が素敵ですね」というように、相手が気づかない長所をほめるのが効果的。自分では認識していなかった部分をほめられると意外性を感じ、ほめてくれた人を「人を見る目がある」と一目置くようになります。
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■イライラや怒りの感情は、伝え方で変わる
「こういうケースでは、○○するべき」「こういった行動はするべきではない」と、デキる女性は、仕事に対する自分ルールを確立している傾向があります。ルールや信念を持つのは素晴らしいこと。でも、譲れない信念がある人ほど、自分以外の人が「えっ!?」と感じる行動をしたときにイライラしがちかも。
「普通、こういうときに○○する?」「常識として○○でしょ」。ありえない行動をする人たちに心をかき乱される。注意してもわかってもらえない。
日本アンガーマネジメント協会理事の戸田久実さんによると「怒りは感じてもいい、その伝え方が大切」とのこと。怒らない伝え方10のポイント、必見です。
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■正しい「言い回し」さえ使えれば、お断りだって角が立たない
相手の反応は10人いれば10通りです。こうに違いない! と決めつけるほど、私たちは相手のことをわかっていません。「指摘をしたら嫌われるに決まっている」と、本人のためになるようなことも指摘できずに毎回自分で直してしまっている方は、勝手に「仕方がないこと」と諦めてしまっているのでしょう。
「こうに違いない」「仕方がないこと」と思ったら、「いけない、いけない! 決めつけてはダメだ!」と考えるようにしてください。
相手に嫌われたくないと思っているのは誰だって同じ。勝手な妄想を膨らませて自分の中で終わりにせず、言いたいことは相手に言うほうがうまくいきます。ここでは「断る」という難しいシーンを例に出して紹介しています。
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