オフィスにいる女性社員とは友好的な関係を築いていたいし、ときには飲みに誘ってもらえたら嬉しい。むずかしい「ゆとり」世代の若者ともうまくやりたいしな……。なにかと疎まれがちな中間管理職が覚えておきたい3つの心得をご紹介します。
■よかれと思っていた行動が、女性社員に嫌われる原因になってしまうNGポイント
人間には「パーソナルスペース」と呼ばれる、人に近づかれると不快な距離を持っています。たとえば満員電車で、他人とぎゅうぎゅうの距離で立っていると不快に思いますよね。これは、自分のパーソナルスペースに侵入されているから。家族や恋人ほど、受け入れ距離は近く、他人ほど遠ざけておきたいと感じます。
オフィスでも、女性社員のパーソナルスペースには注意を。真剣な話は近い距離がいいと思い、親切心で女性社員に近づきすぎると裏目に出ることがあります。
いい関係を作ろうと努力している結果が、かえって嫌われる原因になっていることはよくあるケース。難しい女心もコツさえつかめば地雷を踏まずに済みますよ。
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■「今夜軽く1杯どうですか?」とカジュアルに誘われるような上司の条件
一緒に仕事をする男性に対して、女性が求めるものは「清潔感」。良好な関係を築くために、身だしなみには配りましょう。かつて、なでしこジャパンをワールドカップ優勝に導いた佐々木監督も、選手といい関係を築くために、清潔感を大事にしたそうです。毎日、鼻毛が出ていないかチェックしたのだとか。
鼻毛だけでなく、爪、ヘアスタイル、服装、男のニオイも気にしてみましょう。ぴっちりしたズボンなど、セクシー過ぎる格好も引かれてしまうのでご注意を。
「飲みに行きませんか」と親しみを込めて誘われるような関係にあこがれ、がんばって距離を縮めようとあれこれ尽くしてもかえって逆効果…なんてことにならないよう、さりげない気遣いをみせたいものです。
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■埋められない世代間ギャップに気遣いすぎはNG!
40代~50代のバブル世代の管理職のみなさん。我々はおそらくスタンスを変えられません。変える必要はないと感じます。僕もゆとり世代の若者に「メールでうじうじ言ってくるな!電話か直接話せ!」など頭ごなしに言います。なかにはそれで潰れる人もいます。しかしそれでいいと思っています。気を遣いすぎる必要もないと思っています。彼らがそれに打ち勝ってこそ、新しい世代の大人、新しい管理職世代が生まれ来るのだと思うからです。
かつて自分たちが若い頃は上司世代から貼られた「レッテル」と戦ってきたバブル世代。そんなレッテルに打ち勝つ「鈍感さ」を持って前に進めたら、お互いにストレスなく過ごせるのかもしれません。
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