加齢とともに気になるのが口臭や加齢臭など体の臭い。自分では気づきにくいだけに、予防や対策が欠かせません。そして、加齢臭といえば男性だけの悩みだと思っていたら大間違い。35歳をすぎたら女性だって注意したい臭いの対策とは。
■毎日歯磨きをしているのに口臭が気になる…対策は?
毎日しっかり歯磨きしているのに、口のネバネバや口臭が気になる…。そんな方は、唾液が出にくくなる生活をしているからかも。まずは、次の項目をチェックし、口臭の原因となる悪玉菌を増やす習慣をしてないか見てみましょう。
- 朝の歯磨きは朝食後
- 気づくと歯を食いしばっている
- デスクワークなどでうつむく時間が長い
- 仕事中、あまり話さない
- 口が乾燥していて、のどを痛めやすい
- ストレスが多い
当てはまる項目が多い人は、唾液の分泌量が減り、唾液が「ネバネバ状態」になりやすいとか。
口の中の菌が最大になるのは、起床直後。歯磨きはこのタイミングですると悪玉菌の除去に効果的だそう。そのほかに今日から実践できる口臭対策をご紹介!
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■「洗い過ぎ」は加齢臭対策には逆効果!?
そもそも、加齢臭は皮脂腺から分泌される脂質が酸化することが原因です。男性も女性もこの加齢臭発生のメカニズムは同じですが、女性ホルモンには抗酸化作用があるためニオイにくくなっているのです。ところが35歳を過ぎるとその女性ホルモンも徐々に減少しはじめ、加齢臭に注意が必要になる、というわけです。
皮脂を落とし過ぎると、肌が乾燥して余分な皮脂を分泌するようになってしまうので、臭い対策としては逆効果になることも。また汗をかかないから臭わないというのも間違い。汗をかきにくい人でも注意が必要です。
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■食生活も加齢臭に影響!?
「加齢臭の要因はさまざまです。不潔にしておく、酒量やたばこを吸う量が多い、疲労や寝不足など。胃の不調や糖尿病、脂漏性皮膚炎などの病気がニオイの原因になっている場合もあります。
そのなかで、食生活も加齢臭につながる原因のひとつ。加齢臭を促す食習慣としては、
<1>ニオイのきつい食材をよく食べる(ニラ、ねぎ、らっきょうなど)
<2>アルコールの飲み過ぎ
<3>肉食や揚げものなど、脂の多い食事が好き
などがあげられます」
アルコールの飲み過ぎは、翌日までニオイのもとが残りがち。脂身の多い動物性食品や、油を使ったジャンクフードは、皮脂の分泌が促進され、加齢臭の元になるそう。さらには便秘気味の状態も加齢臭を助長するのだそうですよ。
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