KFC、富士そば、アイリスオーヤマ…従業員のやる気を引き出す会社の共通点

コラム

citrus 編集部

社員の離職率が低く、業績が落ちない会社にはどんなヒミツが? 社員たちがモチベーションを保つ工夫や効率よく働ける仕組みができている会社をピックアップ。ケンタッキー・フライド・チキン、名代富士そば、アイリスオーヤマ、3社の例をみてみましょう。

 

 

 

■「ケンタッキー・フライド・チキン」のモチベーションアップ術

離職率が低く、アルバイトのモチベーションをあげることに定評のあるKFC。その根底を支えているのが「レコグニション=賞賛」の文化だ。具体的には、ほめて育てることが、同社の伝統的な人財育成法なのだという。「ほめる」ことなど、どこでもやっているように思うが、その徹底度合いが、他所とは大きく異なっている。

もともと、長く勤めるパート・アルバイトや、親子二代で働き続ける人も多いのが特徴だというKFC。配慮や工夫が、随所で組織的に用意されているのだそう。

 

 

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■アルバイトにもボーナスを出す「名代富士そば」の経営哲学

名代富士そばでは、アルバイトにも働いた年数に応じて、ボーナスや退職金が支給されるという。会社にとっては「従業員こそが内部留保」と述べる丹さんだが、その真髄には“人が何よりも財産である”という強い意思も感じられる。

立ち食いそば屋として1972年に創業した「名代富士そば」。その創業者である丹道夫さんは高校時代に母親から言われた言葉「利益はみんなに還元すること」を実践したのだとか。

 

 

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■座った状態でのPC作業を禁止!「アイリスオーヤマ」のちょっと変わった働き方

社内にはイスのない丸テーブルを複数設置しており、何か提案やトラブルがあると、ここに関係者がサッと集まり、方針を決めてサッと解散するスピーディなミーティングが可能となっているそう。また、2007年から自席にパソコンを置くことを禁止。PC作業を行う際は、別途設けられた「パソコン島」に移動してPCを使用することを義務付けました。なお、一回あたりのパソコンの使用時間の上限は45分に制限しています。

2009年より本格的に家電事業に参入して以来、急成長を続け、白物家電でもっとも勢いのある企業として注目を集めているアイリスオーヤマ。その働き方は一風変わったものでした。

 

 

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