お酒を飲んだあとに、なぜシメにラーメンを食べたくなるのでしょうか? なぜ記憶があいまいなのに家に帰れたりするのでしょうか? さらに、なぜ酔っぱらうと脱ぐ人がいるのでしょうか…。お酒を飲んだ人の謎の行動は医学的に説明するとどうなるのでしょうか。
■シメのラーメン、シメのスイーツに手が伸びてしまう理由は?
柏原さんの職場は飲み会も多く、夜は外食がちで、飲み会のあとはシメのラーメンまでがルーティンとなっていました。ダイエット開始から3ヶ月、「朝昼の食事に気をつけているから、夕食くらいは大丈夫…」という都合のいい言い訳は柏原さんに限った話ではありません。
苦笑いする柏原さんに飲酒量と、飲み会のときの食事量をしっかりと白状してもらい、ダイエット強化のポイントを探ります。“体重停滞”の原因は間違いなくシメのラーメン。なぜ飲むとシメのラーメンに行ってしまうのか……そこには酔っ払ったわれわれの意思ではどうしようもない「医学的な理由」があったのです。
日ごろからダイエットをしていても、酔っぱらうとどうしてもシメのラーメンやスイーツをやめられないという人はいませんか。その理由と対策について医師が説明します。
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■お酒で記憶をなくしても、ちゃんと家に帰れるのはなぜ?
お酒を飲み過ぎて記憶をなくした、という話、よく聞きますよね。でもそんな人でも、気がつくと、ちゃんと家に帰ってベッドで寝ていたという話もよく聞きます。それはなぜでしょう?
記憶をなくすことを、英語で「ブラックアウト」と言います。そして記憶には、短期記憶と長期記憶があります。
アルコールを飲むと、新しい記憶である飲み会での出来事を覚えられず、「ブラックアウト」となるのだとか。家にちゃんと帰れる理由と、お酒で記憶をなくさないための予防策をご紹介します。
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■酔っぱらうと脱ぐ人の脳はどうなっている?
皆さんのまわりに、お酒を飲むといきなり「脱いでしまう」人がいませんか? 周りは「えっ!」って引いているのに、本人は楽しそう。この時、脱いだ人の脳はどうなっているのでしょうか。
この秘密を解く鍵は、「前頭葉」にあります。その前頭葉の中で、特に人間らしさを司ると言われているのが、額の奥のあたりにある「前頭前野」。ここは他の動物に比べ広くなっています。
この前頭前野は、いろいろな機能を担っていますが、特に、
・思考する
・行動を抑制する
・意思を決定する
・感情を制御する
・意識・注意を集中する
といった機能を担っています。
「酔っ払う」という現象は、簡単にいうと、アルコールの血中濃度が上がり、脳細胞の機能が麻痺することなのだそう。ではなぜ脱いでしまうのでしょうか…?
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