会議での発言やプレゼンは上手くできるのに雑談ができない…という人はいませんか? 新しい人間関係の構築を求められることが多い時期は特に苦労が多いことでしょう。雑談の定番「オウム返し」や「わかるわかる」に潜むワナ、困ったときの返し方から、若者との雑談が弾むコツまで、NG例とともにご紹介します。
■「オウム返し」のやりすぎはNG
会話術の定番といえば「オウム返し」。しかしこれは、上手に使わないと不自然に聞こえるものだそう。オウム返しを使うのはOKだが、多用は厳禁。そのかわりに「言い換えのオウム返し」を使ってみよう。
たとえば相手の「朝、健康のためにトマトジュースを飲んでいるんですよ」という言葉に「トマトジュースですか!」と返すのがオウム返し。これを「トマトジュースは体に良さそうですものね」とちょっと言葉を換えて返すのが「言い換えのオウム返し」だ。これは自然な感じの受け答えとして、相手には受け入れられやすいという。
相手への共感を表現する「オウム返し」はコミュニケーションの定番だと言われていますが、これもやりすぎはNG。さらに、「沈黙」が気まずいときや、価値観が合わない人との会話で困ったときの対処法についてもご紹介します。
もっと詳しく知りたい方はコチラ>>オウム返しは使い過ぎ厳禁! “いい感じ”に雑談するためのスキル
■「わかるわかる」は相手をイラつかせる
みなさん。会話をしている際、「わかるわかる」が口癖になってはいないだろうか? これ、もしかしたら相手に「カチン」とされているかもしれません。
相手の話を聞きながら、「わかる」を連発する……「あなたのことは理解しているよ」という意味合いで良かれと思って使っているけれど、「本当に相手の言いたいことを分かっているのか」は怪しい場合も多い。
「わかるわかる」「そうだね」の連発は相手をイラつかせてしまうのだとか。ではどう返答すればうまくかわせるのでしょうか。「頭悪いんですよね」と言われたときの上手な返し方についても必見です。
もっと詳しく知りたい方はコチラ>>「私、頭悪いんで」と言われた時、どう返す?――『その雑談 カチンときます』とならないためのトーク術
■オジサンの「趣味の話」は若者に疎まれる
最近みなさんは部下とどんな雑談をしたでしょうか。今日食べたもの、趣味の話などを一方的にしたというあなたは、悟り世代の若手社員に疎まれているかもしれません。
職場のコミュニケーションは重要です。コミュニケーションの回数は助け合いと相関関係があるというデータもあります。若手社員といい関係を作るために、積極的に話しかけることを日課にしている人もいることでしょう。しかし人間関係の促進をねらった雑談では、意図を見透かされ、逆に表面的な会話になってしまうこともあります。
自分のことを話すのは相手に特別感を与える効果が期待できるものの、仕事に関係のない話にリアクションを求められると若者は苦痛を感じてしまうそうですよ。
もっと詳しく知りたい方はコチラ>>噛み合わない、シカトされる…オジサンが若手社員との雑談を成功させる方法