常識では考えられないような凶悪な犯罪や事件が起きるたびに、どうすれば自分や大切な人を守れるのかを考える人も多いのではないでしょうか。アメリカでの暴力犯罪者の約半数がサイコパスに該当するというデータもあるようですし、身近にも“異常な人”は多く潜んでいそうです。
■恐怖を覚えている人や苦しんでいる人の表情を「認識」できない「サイコパス」
彼らは強い恐怖を覚えている人や苦しんでいる人の表情を「認識」できず、さらに自分も「恐怖」を感じにくい状態にある。被験者の多くは悪びれもせず大人も怯むような問題行動を繰り返しているのだが、そもそも「自分の行為が相手に脅威となっている」という事実を認知できていないからそんな行動に出てしまうというわけだ。
暴力衝動は激情にかられた衝動的な行動と思われがちだが、サイコパスの場合は事前に計画して意図的に行うと聞けば、恐怖は増すばかり。彼らはどこが普通と違うのかについて紹介しています。
もっと詳しく知りたい方はコチラ>>サイコパスは「恐怖の表情」を認識できない――その脳の特徴とは
■こんなコミュニケーションは要注意! 「サイコパス気質」な人の見分け方
サイコパス研究の第一人者であるロバート・D・ヘアはサイコパスの特徴として下記をあげています。
- 良心が異常に欠如している
- 他者に冷淡で共感しない
- 慢性的に平然と嘘をつく
- 行動に対する責任が全く取れない
- 罪悪感が皆無
- 自尊心が過大で自己中心的
- 口が達者で表面は魅力的
彼らは社会的な地位が高い傾向があり、表面的には好印象であるとも言われています。ちなみにサイコパスと似ているソシオパスという人たちも存在します。
自分の周りにいる「もしや……」と思う人に出会ったら、下記の言動が多いかどうかチェックしてみるのが賢明。相手がサイコパス気質だと気づかずに酷い目に遭ったことのある筆者が教えます。
もっと詳しく知りたい方はコチラ>>こんな特徴は要注意! 普段の言動からわかる“サイコパスな人”の見分け方
■あなたの隣にいるかもしれない“異常な人”
筆者は他にも、自分のエピソードを他人のこととして話す人物も知っている。たとえ話のような類ではない。完全に自分ではない他人のこととして話しているのだ。「私はああいう人は好きではないなあ」とまで言い、後日聞いた通りのことをその人物がやっているのを見たときには驚いたものだ。しかも、その件に触れると激昂され、話ができない状態になった。
何らかの病名がついていれば避ける方法もあるかもしれませんが、精神科を訪れる人の多くは「病識」がないのだとか。さらには自分の異常性に気づいていない人がいちばんコワイかもしれません。
もっと詳しく知りたい方はコチラ>>“異常な人”はすぐ隣にいるかも。他人をふりまわすサイコパス、被害妄想が強すぎる、執拗な他者攻撃…