日本の多くの学校や会社では、休みたいことを伝える際に「理由」まで求められることが多いのが現実です。でも、休む理由って実はすごくプライベートなことなのでは? 本当に必要なことなのか、考えさせられるツイートがありました。
イギリス人教師の授業を休む時に「風邪をひいて、喘息なので呼吸もつらくて……」的なメールをしたら「丁寧に説明してくれてありがとう。でも貴女の身体のことはとてもプライベートな事。授業を休むだけなのにオープンにしなくていいんだよ」と返事が来た。
投稿したなんとなし(@nanto_naci)さんは、日本ではプール授業を休むだけで「生理」という女性のプライベートなことに口を出す教師が多い違和感についても投稿。ズル休みだと思われたくなくて、辛い症状を伝えていたこともおかしかったかもしれないと振り返っています。
これについてネット上では、
「素晴らしい」
「幼稚園・保育園時代から、理由がないと休めないのが日本社会」
「有給休暇を使うのに、理由を根掘り葉掘り聞いてくる会社、どうかしてる」
「ドイツでは、プライバシー保護のため、職場に持病など病気の報告をする必要がない」
と多くの共感の声が寄せられました。生理に関わることについても、多くの女性たちが同様に悩んできたことが分かります。
「20年ほど前の中学のとき『生理に伴う体調不良』と書いて休んでいた」
「男性の体育教師に『生理痛で辛いので授業見学してもいいか』と許可を取りに行くのが本当につらくて恥ずかしかった」
「何日目と聞いてくる先生もいた」
一方で、
「生理を理由にズルの見学をする女子生徒が多すぎたんだろう」
という厳しい声も。実際に、生理じゃないのに「水着を着たくないから」という理由などで見学していたという女性の投稿もありました。
今回は、たまたまイギリス人教師の対応が素晴らしかっただけで、日本人でもケースバイケースだとポジティブな意見も多くみられました。中には、「生理と書かなくてもオーケーというルールでした」という具体的な例も。
プライベートな理由で授業や会社を休むときに、理由を伝えなくても堂々と休める学校や会社は増えているのかもしれません。少しずつ変わり始めていると信じたいですね。