「心に残る一枚」を撮る秘訣とは? 日本を代表する自動車写真家が“メソッド”を初めて公開する

コラム

citrus 編集部

 

クルマ好きならば誰しも「心に残る自動車写真」があるはずだ。見ているだけで心が躍り、そのクルマへの想いがいっそう深くなるような一枚。ここに紹介する小川義文氏は、恐らく「心に残る自動車写真」を日本でもっとも多く手がけた写真家だ。自動車写真の第一人者として、その名は国内外に知れ渡っている。

 

小川氏の真骨頂は、クルマがまとう空気感まで映し出す、陰影豊かな表現にある。光と影を巧みに操ることで、クルマが持つストーリー、フィロソフィーまでも浮かび上がらせる。氏の雄弁な自動車写真は、多くのクルマ好きの心を揺さぶってきた。

 

 

来る12月11日、小川氏が自動車写真に関するワークショップを開催する。小川氏の三十余年の自動車写真キャリアのなかでも初となる試み。日本を代表する自動車写真家のメソッドに触れるまたとない機会だ。座学のあとに、ポルシェ等の実車を用いた撮影会も用意されていて、定員は先着20名。「心に残る自動車写真」を見るだけでなく、自ら撮るという試みは新しい。

 

【プロフィール】

小川義文

自動車写真の第一人者。広告写真では日本雑誌広告賞など多数の受賞歴がある。自らの写真論をまとめた「写真家の引き出し/幻冬舎」など著書も多数。公益社団法人日本広告写真家協会正会員、日本自動車ジャーナリスト協会会員。

 

【ワークショップ概要】
小川義文 自動車Photoクラブ

会場 : ミュゼオ御殿場(東名高速・御殿場 ICから3分)
日時 : 2016年12月11日(日)10:00~17:00
問い合わせ先 : TokyoDays製作委員会
TEL:03-6419-9001(月~金曜日の10:00~18:00)