実はもう引退してるって知ってた? 美人女優“キャメロン・ディアス”出演のおすすめ映画3選

コラム

TND幽介

 

■『マスク』:おしゃべりな緑の怪人が大暴れするヒットコメディで映画デビュー!!

 

17歳でファッションモデルデビューしたあと、鳴かず飛ばずのモデル時代を過ごしたキャメロンは、94年の大ヒットコメディ『マスク』で、ヒロインのオーディションに合格。本作で映画デビューを果たすことになった。

 

カートゥーンアニメマニアである、冴えない銀行員のスタンリー。彼はひょんなことから不思議な木製のお面を手に入れ、“ギャグ補正”のかかった超ハイテンションかつ、緑色の顔をした不死身の怪人・マスクに変身してしまい……というのがあらすじ。

 

当時飛ぶ鳥を落とす勢いだったハイテンションコメディ俳優、ジム・キャリーが画面狭しと暴れ回るキッチュでポップな本作において、キャメロンは長身・金髪・美人・ちょっと天然ボケだけど笑顔は満点……という、のちの自身のキャラクター性を印象づける役どころで評判を呼んだ。

 

 

■『メリーに首ったけ』:これぞ出世作!!のイメージを決定づけたラブコメディ

 

次は、1998年の大ヒットお下劣ラブコメディ『メリーに首ったけ』だ。『マスク』でのデビュー以降、なかなか出演作に恵まれなかったキャメロン。そんな彼女を一躍スターダムに押し上げてくれたのが本作だ。

 

彼女が演じたのは、美人で愛嬌たっぷりな学園ヒロイン・メリー。彼女に首ったけの高校生テッドは、彼女をものにしようと悪戦苦闘するもトラブル続きで、13年後もメリーへの思いをこじらせ続けていた。そんな彼が、メリーの身辺調査でとある探偵を雇ったことがきっかけで、メリーをめぐる男たちの争いが勃発する……というストーリー。

 

愛嬌たっぷりで隙もあって、セクシーだけど健康的。本策では、そんなキャメロンのキャラづけが決定的なものになっている。明るい性格で、本人にはまったく悪意がないのに周りの男たちを狂わせてしまう、メリーの“天然魔性っぷり”は必見だ。

 

 

■『チャーリーズ・エンジェル』:大ヒットアクション映画主演で、役者の幅を拡大!!

 

最後は、2000年を代表する大ヒット映画で、2003年に続編も公開された『チャーリーズ・エンジェル』だ。1976年から88年にかけて放送された、同名の大ヒットセクシーアクションドラマの映画版である本作で、キャメロンは主役三人組の一人を好演した。

 

チャーリータウゼント社に勤める三人の美人探偵・ナタリー、アレックス、ディランのもとに、今日もまた事件解決の依頼が舞い込んできた。今回の依頼は、誘拐された通信ソフト会社の創設者である、ノックスという男の救出。しかしその依頼の裏には、大きな陰謀が渦巻いていた……。

 

ルーシー・リュー、ドリュー・バリモアという二人の人気女優に並び、パッケージでは堂々のセンターを飾ったキャメロン。お色気コメディ感は残しつつも、ド派手なアクション大作である本作への出演で、女優としてのフィールドを広げてみせた。実はこの主役抜擢、本作のプロデューサーでもあったドリューが、友人だったキャメロンを誘ったことがきっかけなのだ。