■悟空、ベジータ、マイの3人パーティーという驚愕の絵面…!!
『ドラゴンボール』シリーズのファンと言っても、原作マンガやテレビアニメ『ドラゴンボール』『ドラゴンボールZ』『ドラゴンボールGT』までしか追いかけていないという方も、少なくないはず。
そんな人たちにとってピラフ一味と言えば、『ドラゴンボール』初期を中心に登場していた“おまぬけな悪役ギャグキャラ”という認識で一致するはず。
ボスのピラフは妖怪のような水色肌のおチビ。部下の一人・シュウは忍者の服装をした犬型人間。もう一人の部下・マイは将校風の服装をした黒髪長髪で長身のお姉さん。この3人、悪役ながら憎めない愛すべきキャラとして、ファンから親しまれていましたよね。
はい、基本的にその認識で間違いはないのです。……が、なんと最新テレビアニメシリーズ『ドラゴンボール超』や、デジタルカードゲーム『スーパードラゴンボールヒーローズ』のプロモーションアニメでは、マイの扱われ方がもう、まったく異次元になっているんです……!!
本記事のタイトルをご覧になっているのでもうおわかりと思いますが、なんとマイはちゃっかりトランクス(青年版)の恋人ポジションになっており、場合によっては作品のヒロインポジションに収まっているのです……!!
きちんと説明すると長くなるので要約しますが、ドラゴンボールの力で子供まで若返っていたピラフ一味の3人。子供化したマイは子供時代のトランクスと出会い、トランクスがマイに惚れてしまいます。
この展開を背景に、テレビアニメ『ドラゴンボール超』では「“未来”トランクス編」という、青年トランクスが再び現代にタイムスリップしてくるというシリアス長編が存在するのです。未来の地球がゴクウブラックという敵に襲われ窮地に陥り、トランクスが現代の悟空やベジータに助けを求めに来るというストーリーなのですが、この未来で青年トランクスとマイ(年数が経っているので成長して美女になっている)が、恋人同士のように描かれているのです!
「“未来”トランクス編」ではピラフもシュウも出てこないのですが、それを良いことにマイはピラフ一味(ギャグ要員)だったという黒歴史がなかったことのように、“気高く可憐なトランクスの彼女(ヒロイン)”をシリアスに熱演(笑) 原作マンガやアニメ『ドラゴンボール』『Z』『GT』までしか知らないファンからしたら、もうポカーン……だと思います。
しかも、デジタルカードゲーム『スーパードラゴンボールヒーローズ』のプロモーションアニメでもヒロインポジション続投。トランクスが消えてしまったことを悟空やベジータに告げ、悟空とベジータと一緒にトランクス救出に向かうのです。パーティーが悟空、ベジータ、マイという3ショット……信じられますか!? ブルマでもチチでもビーデルでもパンでも18号でもなく、あのマイがですよ…!?
ちなみに、アニメのオープニング曲の最後に仲間が横並びに揃う絵面がよくありますが、『スーパードラゴンボールヒーローズ』プロモーションアニメのオープニング曲(初期)の最後は、左からマイ、トランクス、悟空、ベジータの4ショット……信じられますか!? 悟飯でもピッコロでもクリリンでも天津飯でも、当然ヤムチャ様でもチャオズでもなく、4人の中の一人にあのマイですよ…!?
『スーパードラゴンボールヒーローズ』プロモーションアニメは、YouTubeで無料公開しているので、にわかに信じがたいという方はぜひご視聴ください……。