ウエハースのサクサク食感がたまらないチョコレート菓子「キットカット」。1935年にイギリスで発売されて以降、国を超えて親しまれていますよね。日本では独自に開発された「ご当地キットカット」も有名ですが、かなりクセが強いものもあるの、知っていました?
■【田丸屋本店わさび味】…唯一評価が分かれた珍フレーバー!
ご当地キットカットシリーズは、各地の特産やそれを扱う名店の味をアピールした斬新なフレーバーが多く、その地を訪れた観光客の心を掴んでいます。静岡県を中心に販売されている「キットカット 田丸屋本店わさび味」もそのひとつ。
静岡県民に愛されるわさび漬けの名店「田丸屋本店」とコラボしたという一品ですが、わさびとチョコの組み合わせはかなり珍しいですよね…。肝心の味の評価はというと、ネット上ではまさに賛否両論。「意外と美味しい!」「実質メロン味」「案の定まずい」「ツンとするミントって感じ」などさまざまでした。逆に食べてみたくなりますね…。
■【しょうゆ風味】…しょうゆが甘くなることでみたらし団子感が出る?
2008年に発売された衝撃フレーバー「キットカット しょうゆ風味」。これは東京限定で発売されていました。東京に古くから根付いているしょうゆ文化をキットカットで表現した本品、日本を代表する調味料のフレーバーということで、外国人観光客にウケそうですね。
商品名のインパクトだけでなく、その味もしっかり美味しいのだそうで、ネット上には「なかなかよかった」「しょうゆにチョコの甘さが加わりみたらし団子っぽい」「意外な美味しさ」との声が挙がっていました。ちなみに本品、2018年にキットカットが日本発売45周年だったことを記念して、限定復活したこともあるそうですよ。
■【みそ風味】…しょうゆがあればみそもある!? ホワイトチョコとの意外なマリアージュ
「キットカット みそ風味」は東海北陸限定で販売されていたキットカットです。こちらも先述のしょうゆ風味と同様、45周年を機に限定復活したフレーバーです。
その味はと言うと、ほのかに香るみその風味をホワイトチョコがふんわり包んでくれるのだそうで、こちらもネット上では悪い評判は目立ちませんでした。ですが、みその風味が控えめなようで、「もう少しみそのパンチが強くてもいいかも」という指摘もありました。
−−今回ご紹介したフレーバーのように、ご当地キットカットは日本独自の食文化をベースにしたものが多く、外国人旅行者へのアプローチという側面もあるのかもしれませんね。ちなみに、他のご当地キットカットには「宇治抹茶」「宇治ほうじ茶」「信州りんご」など、普通にチョコと相性が良さそうなもの多いので誤解なきように!