マクドナルドでのお楽しみ「ハッピーセット」。毎回違った切り口の楽しいおもちゃがついてくるので、オトナが夢中になって集めているケースも珍しくありません。今回はなかでも伝説と化したおもちゃをご紹介。なかにはプレミアがついているものも…。
■「ダイヤブロック」/記念すべき最初のおもちゃはブロックだった!
「ハッピーセット」はマクドナルドの祖国・アメリカで1979年にスタートしました。日本での初登場は1987年。当時はまだ「ハッピーセット」ではなく「お子さまセット」と呼ばれていたそうです。
記念すべき最初のおもちゃはダイヤブロックでした。「きりん」、「とり」、「ひこうき」の全3種展開で、3つ集めて合体させるとドナルド・マクドナルドのフィギュアになるというおもちゃだったそうです。この「ダイヤブロック」は『開運! なんでも鑑定団』(テレビ東京系)では“幻の一品”として紹介されたこともあるようです。
■「へんしんマックロボ」/カッコよさがウケ、品切れ続出!
1988年に登場した「へんしんマックロボ」もハッピーセット初期のおもちゃ。一見するとハンバーガーやポテトなど、マックのお馴染みの商品を模したフィギュアなのですが、パーツを開いていくとロボットに変身するんです。そのダサ格好いい(?)見た目が当時の子供たちを夢中にさせ、売り切れが続出したのだとか。
そんな「へんしんマックロボ」ですが、2019年にTwitterで“息子が現役でおままごとで使っています”という投稿があったことをきっかけに再び話題になりました。同ツイートは1万回近くリツイートされ、添えられた写真を見て、なかなか手に入らなかった当時を懐かしむ声が多く寄せられていました。
■「うちはサスケ(チャクラ宙返り)」/プレミアがつき5万5千円で販売された…!
2016年に話題になったのが、人気アニメ『NARUTO−ナルト−疾風伝』のキャラクター・サスケが宙返りアクションを取るというフィギュア。こちらは2010年のハッピーセットに登場したアクションフィギュアですが、2016年にはオークションにて5万5千円で販売されるほどの高騰ぶりを見せました!
このフィギュアは、サスケが中腰・ガニ股ポーズのまま宙返りをするという機能が付いているのですが、これが高確率で失敗します。この姿が“ジワる”と当時かなり話題になっていたようで、ネット検索すると本品の宙返りアクションをレビューしている動画が多数見つかります。
現在(2020年5月)も5万5千円で取引されているのかメルカリで調べたところ、4500円で売れていました。流石に当時の価格ではなかったですが、それでも高額。おうちでサスケを眠らせている方は、メルカリ等に出してみると予想以上に案外高く売れるかも…。
−−−今回は伝説となった歴代ハッピーセットのおもちゃを紹介しました。最近でも侮れないクオリティのおもちゃが続々と登場しているので、筆者は定期的にチェックしています…。