■『スラムダンク』で大活躍した彼らの最終回のその後とは……?
国内累計発行部数が1億2,000万部以上という『スラムダンク』。不良だった赤髪のバスケ初心者・桜木花道が湘北高校バスケットボール部に入部し、メキメキと頭角を現していく物語に、多くのファンが魅了されたものです。
そんな『スラムダンク』が連載終了から8年後、“最終回のその後” が描かれたことをご存知でしょうか? 実は、人気キャラたちの最終回の10日後をショートストーリー化していたのです! そこで今回は、最終回のその後をまとめてご紹介!
本編で最後に描かれた山王工業戦にて、背中を負傷してしまっていた花道。最終回ではリハビリ施設にてリハビリ中で、想い人である赤木晴子と文通している様子が描かれていましたよね。「あれから10日後-」の花道は、完治して試合に復帰している……なんてことはなく、変わらずリハビリ中。そして、花道のリハビリの担当医らしき女性が登場し、花道にこう語りかけます。
女性「知ってる? 桜木君、日本人初のNBA選手がうまれたって」
花道「なぬ? アメリカ?」
女性「ほとんどの人が日本人にはムリって思ってたらしいわ。だけど……ムリだっていうのはいつだってチャレンジしてない奴よね。さあ桜木君も新たな段階のリハビリにチャレンジ!」
花道「まー見てろって… 次に行くのは俺だ」
花道、NBAデビュー宣言! まだリハビリ中でありながら、花道節は健在です……!! このほか、花道と晴子の文通の内容が知りたい方は、記事「『スラムダンク』最終回のその後…背中を負傷していた桜木花道が目指すのはNBA!?」をご覧ください!
「あれから10日後-」での流川楓のシーンは、午前8時の自主練終了後から始まります。「ふしゅーーーーっ」と一息ついた流川は自転車に乗り、英会話レッスンの音声を聞きながら学校へ。流川は近い将来、アメリカに渡るときのために英語スキルを身に付けようと努力していたのです。
両校のエースがそれぞれアメリカを目指して英語を勉強しているというエピソード。特に沢北は、英語力がほとんど備わっていない状態でアメリカに発った様子がギャグタッチで描かれていました。
さらに、機内で沢北とCAさんのやり取りや、安西先生が目を掛けていた矢沢挫折のエピソードが気になる方は、記事「『スラムダンク』最終回のその後とは…流川と沢北の対比。沢北は渡米後、挫折する暗示が!?」をご覧ください!
インターハイ予選で主人公・桜木花道らの湘北高校と対戦し、敗れた翔陽高校。夏のインターハイで引退する3年が多い中、翔陽はキャプテンの藤真健司をはじめとしたスタメン全員が冬の選抜にも出場するため、「あれから10日後-」でも練習開始前の気合いの入ったスタメンたちの姿が描かれます。
ナレーションで「冬の選抜に出場できるのは一チーム 翔陽は何かを変える必要があった」と語られ、スタメンたちがメガネを変えたり、髪形を変えたりして次々に意外な姿を披露。そして、真打登場とばかりに現れた藤真は……ヒゲを生やして登場! 端正な顔立ちで本作の中でも屈指の美形キャラだった藤真のヒゲヅラは、正直あまり似合っておらず、2年生の後輩が泣きながら去っていくというオチ。 “何かを変える” ピントがズレている翔陽メンバーがギャグタッチで描かれていたのでした。
また、本編では一切触れられていなかった牧の肌の黒さの理由が気になる方は、記事「『スラムダンク』最終回のその後…翔陽・藤真の意外すぎる○○、海南・牧の○○の秘密とは」をご覧ください!