実は食べ方も異なる?「ピザ」と「ピッツァ」の違いとは

コラム

citrus 編集部

 

■「ピザ」と「ピッツァ」は同じ食べ物ではなかった?

 

1940年代に日本に最初に伝わったのが、アメリカ式のピザ。柔らかい厚めの生地を鉄製のオーブンを使って焼き上げたものがピザと呼ばれています。

 

一方、1980年代の「イタ飯ブーム」で日本に広まったのが、薄めの生地が特徴のイタリア式のピッツァ。 イタリアでは、生地の裏側に焼き色がつくまで石窯で焼かれたもののみが、ピッツァと呼ばれるそうです!

 

 

■「ピザ」と「ピッツァ」は食べ方も違う!

 

アメリカ式のピザは、みんなでわいわいシェアする食べ方が主流なので、手づかみで食べることが想定されています。一方イタリア式のピッツァは、一人で食べることが前提とされているため、ナイフとフォークで切り分けて口に運ぶのが正式な食べ方なのです。

 

またイタリア式のピッツァはアメリカ式のピザと比べて生地が薄いため、くるくると小さく丸めて食べることも多いそう。一口サイズに収まったピッツァであれば、トッピングやソースが口からあふれることなく、美しく食べることができます。

 

あなたはピザとピッツァの違いの話、ご存じでしたか? これまでピッツァを手で取って食べていた方は、ナイフとフォークでスマートに食べてみるのも一興かもしれません。