【それ、危険かも?】賞味期限が切れた食材がまだ“イケる”か…どう見分ける!?

コラム

 

 

賞味期限を少し過ぎてしまった食品。捨てるのはもったいないけど、食べても大丈夫なのかと悩むこともありますよね。そこで本記事では、食品の鮮度を簡単に見分けるテクをご紹介します! ぜひ、判断材料にしてみてください。

 

 

■卵/食塩水の中に入れることで割らずに鮮度をチェック!

独身の方なら10個入りの卵を買ったものの、賞味期限内に消費しきれなかった……なんてことも少なくないはず。新鮮な卵は黄身も白身も炭酸ガスが含まれているため盛り上がっていて、白身も白く濁って見えるため、割ってみると鮮度を確かめることができるのですが、実は卵を割らずとも鮮度を調べる方法があります。

 

用意するものは食塩水を張った深めの容器だけ。新鮮な卵であれば底面に横に倒れたまま浮いてくることはありませんが、産卵後2〜3週間が経過した卵なら、丸みのある面が上に向くようになります。さらに、もっと古い卵であれば、水面近くまで浮いてきてしまいます。

 

卵は古くなるほど空気が侵入するため、空気が多ければ多いほど浮くようになるのです。ちなみに、日本卵業協会によると、卵のパックに印字されている期限は産卵から3週間以内のようなので、水面に浮いてこない卵であれば食べても問題ないでしょう。水面に浮いてしまう卵なら捨ててしまうのがベストです。

 

 

■牛乳/開封後は賞味期限内でも要注意? 加熱で変化を確認!

牛乳はそのまま飲むのはもちろん、料理の食材として取り入れても美味しい食材。冷蔵庫に常備しているという人も多いのではないでしょうか。ですが、そんな牛乳は乳製品なので腐りやすいので、賞味期限に関わらずシビアなジャッジが求められます。

 

賞味期限が記載されている牛乳の多くは超高温瞬間殺菌の処理がされているため、未開封で冷蔵庫に保管していた牛乳は、賞味期限を少し過ぎていたとしても飲んで大丈夫だと言われています。

 

一方で、一度開けた牛乳は開封口から雑菌が侵入してしまうため、2~3日以内で飲みきることが推奨されます。開封から時間が経ってしまった場合は、黄ばみの有無やドロドロとしているかいないか、酸っぱいニオイがしないかをチェック。やや手間がかかりますが、加熱によって固まってしまったり、分離してしまったりしないか確認するという方法もあります。

 

また、賞味期限ではなく消費期限を過ぎてしまっている場合は、捨ててしまうようにしましょう。