【銀魂】主人公・銀さんと袂を分かった旧友高杉晋作…高杉ファンと語るならこの3場面!!

コラム

citrus ダン・ブルウッド

 

 

週刊少年ジャンプで連載されていた同名漫画を原作とするアニメ『銀魂』。2006年4月に放送を開始し、2021年1月8日には最終作とされる映画『銀魂 THE FINAL』が公開予定だ。今回は主人公・坂田銀時の旧友ながらも袂を分かった高杉晋作の名場面を紹介。

 

 

 

■第61話/高杉率いる鬼兵隊と銀時たちの最初の死闘!

 

 

かつては攘夷志士の一人として銀時や桂小太郎とともに天人との戦争に参加した高杉は、その後、武装集団・鬼兵隊を率いて幕府の転覆を画策していた。そんな高杉が銀時、桂と明確に敵対するきっかけとなったのが、劇場映画としても公開された長編エピソードの紅桜篇で起こした事件だ。

 

 

高杉は対艦兵器“紅桜”によるテロを企てるも、銀時たちによって紅桜が破壊され計画は失敗。多くの人間を巻き込む過激な手段を取る高杉を説得しようとする桂だったが、高杉は一切の聞く耳を持たず、結果的には完全に決別することとなったのだ。

 

 

紅桜篇の最終章である2007年6月21日放送の第61話「闇夜の虫は光に集う」で描かれた、高杉が凶行に走る心情を桂に語る場面は、高杉が隠し持つ繊細な一面が表出しているため必見である。

 

 

 

 

■第305話/高杉VS銀時! 血まみれで殴り合う因縁の決戦!!

 

 

紅桜篇以降、幾度となく戦ってきた鬼兵隊と銀時たち万事屋銀ちゃんの面々。将軍暗殺篇ではついに、高杉と銀時の直接対決を迎えることとなった。

 

 

鬼兵隊と宇宙海賊・春雨から将軍・徳川茂茂を守ろうと戦う万事屋たちの前に、立ちはだかったのは高杉と春雨の第7師団を率いる神威。剣を交えた高杉と銀時は、両者血みどろの大激闘を繰り広げる。

 

 

師である吉田松陽を救うことができなかった無念を抱え、仇討ちを成し遂げようとする高杉と、松陽の弟子として高杉を止めようとする銀時。ふたりの過去と激突、そして決着が描かれた2016年1月13日放送の第305話「仇」は、2020年開催の「アニメ銀魂名エピソード総選挙」で第4位に選ばれた人気エピソードだ。

 

 

 

 

■第271話/意外な好物が発覚!? 高杉の貴重なギャグシーン

 

 

主人公と敵対するテロリストということもあって、『銀魂』のメイン登場人物としては珍しくギャグシーンに加わることがほとんどない高杉。だが、2015年5月13日に放送された第271話「同窓会は遅れてくると入りづらい」ではなんと、高杉がボケ役となっていた。

 

 

黒子野太助が主催した攘夷志士同窓会に招待された銀時、桂、坂本辰馬。しかし、3人とも黒子野という人物の記憶がなく、同窓会の前に必死に思い出そうと試みる。

 

 

高杉が登場したのは、黒子野についての記憶を探る回想シーン。銀時が購入代金を徴収したヤクルト(劇中ではヤクルコと呼称)は、自分が振る舞ったものだと話していたのだ。さらに、同総会会場に現れた鬼兵隊の一員である武市変平太の言葉から、鬼兵隊にもヤクルトを振る舞っていた疑惑が浮上したため、このエピソードで高杉はヤクルト好きだと定着してしまったのだ。