不動産広告の「駅から徒歩5分」ってどこからどこまでの距離?何メートルあるの?

コラム

citrus 編集部

 

不動産の物件チラシでよく見かける「駅から徒歩5分」といった徒歩所要時間。

 

物件を決めるにあたって、最寄り駅からの距離は重要ですよね。

 

 

でも、そもそも「駅から」ってどこからどこまでの距離を指すのか、「徒歩5分」って何メートルなのか、知っていますか?

 

 

 

 

■「駅から」は、改札からの距離ではない!

 

 

「▲▲(場所)から」というのは、目的地の出入り口の距離ではなく、一番近い敷地部分の距離を示します。

 

 

駅の場合は、改札ではなく「駅舎の出入口」です。駅舎に出口が複数ある場合は、目的地に一番近い出口から測っていることになるんです。これは「不動産の表示に関する公正競争規約」できちんと定められています。

 

 

 

 

■「徒歩●分」は、1分=80mで計算している!

 

 

不動産広告に掲載されている分数は、「徒歩1分=80m」という基準をもとに計算されています。

 

 

この基準は、実際に健康な女性がハイヒールのサンダルを履いて歩いた平均の分数を計測して決められました。この時の平均分速が80.3mだったとか。

 

 

 

そのため「駅から徒歩5分」は、「目的地に一番近い駅舎の出入口から400m」くらいの距離を示していることになります。

 

 

意外と知らなかった、不動産の徒歩所要時間。今後物件を見る時に参考にしてみてください!