栗きんとん、数の子、昆布巻…「おせち料理」の食材に秘められている意味とは

コラム

citrus 編集部

 

 

日本の伝統的な食文化である「おせち料理」

「毎日家事に忙しいお母さんたちが、せめて正月の3日間ぐらいは料理をしなくてもいいように」という意味を込めて、保存が利く料理を作ったとされています。実は、この手間のかかった「おせち料理」の食材には、一つひとつおめでたい意味やいわれがあるのです。

今回は、紀文さんの公式サイトをもとに「おせち料理」の食材の意味を紹介していきます。

 

 

■栗きんとん

「栗」は、元来日本中のどこでも収穫することができる、山の幸の代表格として知られています。「勝ち栗」と呼ばれていて、縁起がよいとして尊ばれてきました。

栗きんとんは、その黄色い見た目が黄金色に輝く財宝に例えられ、豊かな1年を願う料理とされています。

 

■数の子

数の子は、ニシンの卵。「二親(にしん)」から多くの子が出るのでめでたいと考えられ、古くからおせち料理に使われました。

 

■昆布巻

昆布は「喜ぶ」という言葉にかけて、正月の鏡飾りにも用いられています。一家の発展を願う縁起の良い食材です。

おせち料理では、煮しめの結び昆布、昆布巻など様々な料理で楽しむことができます。

 

■黒豆

そもそも「まめ」は「丈夫・健康」を意味する言葉になります。「まめに働く」等の語呂合わせもあり、黒豆はおせち料理に欠かせない料理となっています。

 

 

その他の食材にも、縁起の良い意味やいわれがあります。気になる方は、ぜひ紀文さんの公式サイトを覗いてみてください。

また、citrus編集部では事前に「おせち料理のなかで一番好きなモノは?」というユーザーアンケートを取りました。

 

 

 

栗きんとんが好きという方が全体の約4割を占めました。そのほか、リプ欄では「伊達巻」「錦玉子」「なます」などが挙げられました。

自分の好きな食材に込められた意味を知ることで、おせち料理をいっそう美味しくいただけますね♪