なるべく外には出たくない冬。特に今年はコロナ禍で“外出機会を減らしたい”と思う方も多いのではないでしょうか。そういった方向けに、長期保存がしやすい野菜やフルーツを使ったお手軽レシピをご紹介します。
■りんごカレー(じゃがいも、玉ねぎ、りんご)
まず、メインディッシュにカレーを作ってみてはいかがでしょう? 使う食材は、玉ねぎ(常温冷暗所で約2ヶ月程度保存可)、じゃがいも(野菜室で約6ヶ月保存可)、りんご(常温冷暗所で約1ヶ月保存可)です。今回は、ぶつ切りりんごカレーとすりりんごカレーの二種類をご紹介します。
はじめに、ぶつ切りりんごカレーの場合。玉ねぎはくし切りに、じゃがいもは乱切りにして炒めます。そして、皮を剥いて8等分にしてから一口大に切ったりんごとともに煮込みましょう。具材が柔らかくなったら、ルーを溶かして再度中火で加熱し、完成です。
次に、すりりんごカレー。粗みじん切りにした玉ねぎとじゃがいもを煮込んだら、ルーを溶かした後、皮を剥かずに芯だけ取ってすりおろしたりんごを投入。そこから再度ひと煮立ちさせれば完成です。また、すりりんごカレーにぶつ切りりんごを足すという合わせ技もおすすめ。
■かぼちゃとサツマイモの煮物(かぼちゃ、サツマイモ)
副菜には、かぼちゃ(常温冷暗所で約2~3ヶ月保存可)とサツマイモ(野菜室で約2ヶ月保存可)の煮物はどうでしょうか? まず、種を取ったかぼちゃ(1/4個)を一口サイズの食べやすい大きさにカット。そしてサツマイモ(1個)は、皮を剥いたら同じく一口大の大きさに切って、水に浸けた後ザルにあけます。
さて、その二つを鍋に入れていくのですが、このときにかぼちゃは皮を下にし、重ならないように並べるようにしましょう。そして、ほんだし(小さじ1/3)、砂糖(大さじ1と1/3)、しょうゆ(大さじ1と1/3)を入れたらフタをし、初めは中火で煮て、煮汁が沸いてきたらやや強めの弱火で加熱。15〜20分煮たら完成です。
■白菜とごぼうのマヨサラダ(白菜、ごぼう)
最後に、白菜(冷蔵庫で約2ヶ月保存可)とごぼう(野菜室で約2ヶ月保存可)を使ったマヨサラダをご紹介しましょう。まずは、よく洗ったごぼう(1本)を笹掻き(ささがき)して、アクをとるために水に浸すこと約5分。そのあいだに鍋にお湯を沸かし、1cm幅の細切りにした白菜(1/8個)を入れ、1分ほど茹でます。続いてごぼうも入れ、さらに2分ほど加熱。
次に、マヨネーズ(大さじ3)、白すりごま(大さじ2)、しょうゆ(小さじ1)、みりん(小さじ1)をボウルに入れて混ぜ合わせ、味付け調味料にします。そのボウルに、茹で上がったごぼうと白菜を加えて和えます。器に盛りつけた後、仕上げに小ねぎを散らしたら出来上がり。
マヨネーズのコクとごまの風味をアクセントに、白菜とごぼうのシャキシャキとした食感がたまらないサラダの完成です。短時間で作ることができるので、初心者の方にもおすすめ。
――なるべく外出せずに今冬を乗りくるために、今回紹介したレシピが役立つと幸いです。