■お弁当に入っている醤油のボトル
新型コロナウイルスの影響で外出自粛が呼びかけられている昨今。お昼ご飯に外食を控え、お弁当を買うという人もいるのでは?
お弁当を購入した際に、醤油やソースが入った小さなプラスチック容器を見たことがある人は多いのではないでしょうか。
実は、この容器に名前があることをご存知ですか?
■予想もできない名前
この容器には……「ランチャーム」という名前があるのです。
株式会社旭創業によると、開発されたのは昭和29年のことだそう。
当時、お弁当に入っている容器はガラスや陶器でできているものがほとんど。
割れたりして危険、さらにはコストもかかる状況でした。その状況を見て閃いた創業者渡辺輝夫が、改良に改良を重ね、開発したのが「ランチャーム」なのだそうです。
加工・断裁の技術がない当時、原料であるポリエチレンを綺麗に加工できる機械を作るのに相当の試行錯誤を繰り返したのだそう。
今では、ランチャームの製造だけでなく、食品包装資材全般を扱っている企業に成長しています。
ぜひお弁当を購入した際には「ランチャ-ム」がないか確認してみてください。