「ベビースターラーメンをオカズだ!」と言い張る御仁に食べてほしい極アレンジレシピ

コラム

TND幽介

 

戦後間もない1948年に産声をあげた現・株式会社おやつカンパニー。同社の看板商品である『ベビースターラーメン』は、今年で62年もの歴史を持つ名お菓子だ。今回はそんな同商品の公式ページから、オススメのアレンジレシピ2品を実食してみた。

 

 

 

■【ピリ辛おつまみ*ヤンニョムベビースター】韓国風のお酒のおつまみ!!

 

 

まずは、調理時間約4分の超簡単レシピ「ピリ辛おつまみ*ヤンニョムベビースター」を紹介したい。コチュジャンをベースに醤油やニンニクといった材料を混ぜて作る韓国の合わせ調味料「ヤンニョム」。それとベビースターラーメンを合わせるとは、なかなかに味が想像できない代物だ。お酒に合うとのことだが、果たして美味しいのだろうか。

 

 

用意するものは、「さきいか」50g、「ベビースターラーメン(チキン味)」30g、「薄力粉」大さじ1、「ゴマ油」「水」各大さじ2、「砂糖」「白すりゴマ」「醤油」「みりん」「コチュジャン」各小さじ1、「ニンニクチューブ」2cmほど、そして「白いりゴマ」適量となっている。

 

 

作り方は、まずポリ袋に適当な長さにカットした「さきいか」と「ベビースターラーメン(チキン味)」、「薄力粉」を入れ、シャカシャカと振ってなじませる。そこに、「白いりゴマ」以外の調味料を全て入れて、今度はゆっくりと袋ごと材料が馴染むようにもみ込んでおく。その後、袋から耐熱容器に空けてラップをふんわりとかけ。600wの電子レンジで1分加熱。よく混ぜた後に仕上げの「白いりゴマ」を振りかければ完成だ。

 

 

材料は少し多めだが、混ぜて電子レンジに入れるだけなので調理自体は簡単。早速口に入れてみると、さきいかのグニグニした食感に、ほのかに柔らかくなったベビースターラーメンのパリパリ食感がアクセントになっている。味はさきいかとみりんの甘さをベースに醤油とベビースターラーメンの香ばしさ、そしてそれら全体をコチュジャンの辛味とニンニクがまとめており、見事なバランスに仕上がっている。

 

 

味気は濃いめなので、確かにお酒のあてにすると病みつきになるはずだ。カットした長ネギを散らしても良いかもしれない。

 

 

 

 

■【ザクザクチーズガレット】フランスの家庭料理にまさかの大変身!!

 

 

次に紹介するのは「ザクザクチーズガレット」だ。「ガレット」とはフランス語で「丸く焼いたもの」を意味する定番家庭料理。そば粉を用いたクレープ状のものから、細切りにしたじゃがいもを使ったものまで幅広いが、今回は後者のじゃがいもガレットがベースだという。ベビースターラーメンとの相性はいかに。

 

 

用意する材料は、「じゃがいも」150g、「ピザ用チーズ」50g、「ベビースターラーメン(チキン味)」39g、「塩」「コショウ」適量、「油」大さじ1。フライパンを使う本格レシピではあるが、材料自体は非常にシンプルな印象だ。

 

 

作り方としてはまず、「じゃがいも」を包丁で細かく千切りにする。このときにスライサーなどを使えばより楽に、細かくカットできるだろう。また、少量の塩を混ぜて、出てきた水分を絞っておくと失敗しにくくなるはずだ。続いてはそこに「ピザ用チーズ」と「ベビースターラーメン(チキン味)」を入れ混ぜ合わせる。油を敷いたフライパンに具材を入れて火を通し、両面にきつね色の焦げ目がつけば完成だ。

 

 

チーズのおかげで崩れやすいとされるガレットでも、比較的簡単に仕上がったのが好印象だった。ベビースターラーメンが入っていることを忘れてしまいそうな本格的なビジュアルにたまらずナイフを入れると、表面はパリパリ、中はホクホク。

 

 

口に運べば焦げたチーズとベビースターのサクサク感と、じゃがいものホクホク感が見事なアンサンブルを奏でていた。肝心の味も、シンプルな塩味にチーズのコクとベビースターラーメンの香ばしさがベストマッチ。朝食にぴったりの一品と言えるだろう!