【「永谷園」松茸の味お吸いもの】アレンジレシピ/え、まさかのサラダにマッチ!?

コラム

TND幽介

 

1952年に看板商品となる『お茶づけ海苔』を生み出して以来、数多くの名商品を生み出してきた永谷園。そんな同社の人気商品『松茸の味お吸いもの』は、アレンジの幅の広さでも有名だ。そこで今回はおすすめアレンジレシピを2品紹介!

 

 

■【簡単!松茸の味レンジ豚肉吸い】お酒の締めに最適な簡単絶品レシピ!

まず紹介するのは「簡単!松茸の味レンジ豚肉吸い」だ。大阪の居酒屋などの定番メニューである肉吸いは、肉うどんからうどんを抜いた、お酒の締めなどにも最適なさっぱり系の汁物。近年は関東圏でもその美味しさが知られるようになってきた印象だが、これが『松茸の味お吸いもの』でできてしまうのだという。

用意する材料は「松茸の味お吸いもの 1袋」、「絹豆腐 150g」、「豚バラ肉 70g」、「水 150ml」、「小ネギ 適量」といたってシンプル。(この分量は1人前用)

普段料理をする家庭であれば、冷蔵庫に常備されていそうなものばかりだ。とりわけ気になったのが、調味料が『松茸の味お吸いもの』のみという点だ。我々のよく知る同商品の味わいからどんな進化を見せてくれるのだろう。

作り方もとてもシンプル。丼に分量の水、豚肉、絹豆腐を入れ、ラップをして500Wのレンジで5分加熱。温まったらそこに『松茸の味お吸いもの』と、小ネギを散らすだけ。お好みで七味を加えても良いそうだ。

その味だが、これが驚くほどに高度な進化を遂げているのだ! 『松茸の味お吸いもの』のふんわりとした松茸と出汁のいい香りに、豚バラから染み出した肉の出汁がベストマッチしており、確かに関西系の肉うどんの雰囲気が感じられた。ツルツルとした喉越しの絹豆腐と豚バラはさっぱりかつ適度な食べ応えをもたらしてくれ、そこに小ネギの食感と香りがいいアクセントになっている。最小限のアレンジで最大限のうまさを引き出した、おもわず拍手したくなる名レシピと言えるだろう。

 

 

■【待つだけでかぼちゃサラダ】旨味と甘味がギュッと詰まったサラダに!

次のレシピは、『松茸の味お吸いもの』で作る「待つだけでかぼちゃサラダ」だ。

用意する材料は、「松茸の味お吸いもの 1袋」、「かぼちゃ 200g」、「バター 5g」、「水 小さじ2(10g)」、「粗挽き胡椒 適量」となっている。(この分量は1人前用)

味付けのメインとなるのが、やはり『松茸の味お吸いもの』だけだが、果たしてどんな仕上がりになるのだろうか。

作り方はまず、かぼちゃの皮を剥き、種を取り除き、2cm角に切る下ごしらえからスタート。皮が分厚いので正直手間はかかるが、すでにカットされたタイプのかぼちゃが手に入ればもちろんそちらでもOK。切ったら、耐熱容器に粗挽き胡椒以外の材料を全て入れ、軽くなじませておく。ふんわりとラップをかけ、500Wのレンジで5分加熱。このとき、かぼちゃの硬さを見ながら足りなければ追加で加熱しよう。加熱できたら、好みの硬さにかぼちゃを潰して混ぜ合わせ、粗挽き胡椒をかければ完成。かぼちゃの皮むきと潰すのは少し手間がかかるが、それ以外は簡単だ。

その味わいだが、砂糖を入れていないのが嘘のような甘さに驚かされるはず。注目の『松茸の味お吸いもの』だが、あくまでかぼちゃの後ろに控えており、ほのかな塩気と香り、そして滋味を全体にもたらしてくれている。これ一袋の味付けとは思えないほど、複雑かつバランスの取れた味に仕上がるのだ。またバターの旨味が全体をまとめており、そこに粗挽き胡椒のアクセントが効いているのもにくい。

本品のさらなるアレンジとして、りんごを加えたり、パンに塗って食べたりしても、より美味しさの幅が広がるかもしれない。