多くのお宅で常備しているであろうサラダ油。火を使う料理には欠かせない存在……というイメージが強いかと思いますが、実は料理以外にも活躍の場面がたくさんあるんです! 今回はサラダ油の意外な活用法を3つご紹介します。
■ガス台にこびりついた油汚れを落とす/“油は油で落とす”の法則を応用!
キッチンのガス台は、いつの間にか油で汚れてしまいますよね。しかし、こびりついた頑固な油汚れを落とすのは大変。日々の掃除のなかでも、なかなかハードルが高く感じてしまうという人も少なくないかと思います。
ですが、そんなキッチンのガス台の油汚れは、サラダ油を染み込ませたキッチンペーパーでこすれば、簡単に落とすことができるのです! 意外に感じられるかもしれませんが、“油汚れは油で落とす”というのはお掃除業界ではよく言われる通説。自転車のチェーンの油汚れも、同じようにサラダ油で落とすことができますからね。
そこで実際に試してみました。すると、くるくると馴染ませていくだけで油汚れが浮いてきてビックリ。最後に乾拭きで仕上げをすると、あっという間にガス台が綺麗になりました。この方法なら特別なものも必要ないので、普段から取り組めそうですね!
■ロウソクを長持ちさせる/グラスを使ってキャンドル風にリメイク!
サラダ油があれば、小さなロウソクでも長持ちさせることができます。用意するのはロウソク、グラス、サラダ油、水の4点。
まず、ロウソクに火をつけてロウをグラスの真ん中に垂らし、そのうえにロウソクを立てて固定します。次に、ロウソクの火がつく部分の1〜2センチ下に迫るくらいまで水を入れます。そして最後に、ロウソクの火がつく部分のギリギリまでサラダ油を張るのです。これで、長持ちするロウソクの完成! いざというときのために、ぜひ覚えていてください。
■冷凍庫の霜取りを一気に楽に/事前に油でコーティングするだけ!
冷凍庫でカチカチに固まった霜を取るのは大変ですよね。しかし、事前に下準備をしておくだけで、固まった霜もスルっと簡単に取れるようになるんです!
その下準備というのも、霜がつく前の冷凍庫の内側を粘度の低いサラダ油を塗っておくだけ。こうすることで、格段に霜がくっつきにくくなり、たとえついたとしても簡単に取ることができるようになります。冷凍庫の壁全体に油を塗るのは抵抗があるという人は、上部のみでも大丈夫。掃除が楽になりますよ!