【亀田の柿の種】鶏の唐揚げの衣代わりに柿の種を使うってヤツ…実際に試してみた結果

コラム

TND幽介

 

「亀田の柿の種」は1966年の発売開始以来、柿の種のような見た目の香ばしいおかきとコクのあるピーナッツの絶妙な相性で、実に55年間も愛されてきた。今回は、そんな「亀田の柿の種」を使った本格レシピを2品、公式サイトより厳選して紹介する。

 

 

■【亀田の柿の種鶏唐揚げ】面倒な衣の代わりに「亀田の柿の種」を応用

まず紹介するのは「亀田の柿の種鶏唐揚げ」というレシピ。文字通り唐揚げと「亀田の柿の種」を融合させた逸品で、同商品のアレンジレシピでも比較的有名。クックパッドなどでも多くのユーザーが類似レシピにチャレンジしている。

 

用意するのは、「亀田の柿の種(30g)」と、「鶏もも肉(90g)」、「塩(少々)」、「酒(少々)」、「小麦粉(10g)」、「卵白(10g)」、「揚げ油(適量)」、「キャベツ(30g)」、「トマト(15g)」となっている。味付けは塩だけとシンプルだが、美味しく仕上がるのだろうか。

 

作り方は、一口大に切った「鶏もも肉(90g)」に「塩(少々)」、「酒(少々)」、「小麦粉(10g)」をまぶし、よく混ぜ合わせておく。次にその鶏肉を「卵白(10g)」にからめ、細かく砕いておいた「亀田の柿の種(30g)」をまぶし、160℃に熱した「揚げ油(適量)」で3分ほど揚げる。器によそい、千切りにした「キャベツ(30g)」と一口大にカットした「トマト(15g)」を添えれば完成だ。

 

砕いたお菓子をつけるだけで本当に衣になるのか不安だったが、いざ口に運んでみると、驚くほどに“ちゃんと唐揚げ”になっている印象だった。ピーナッツの食感と風味のおかげで、どこかタイ風の唐揚げを食べているような雰囲気に仕上がっている。柿の種部分も思ったより“おせんべい感”の主張はなく、ほのかに香ばしさが香る程度。柿の種のフレーバー変えてチャレンジしてもおもしろいかもしれない。

 

 

■【タイ風パパイヤサラダ】「亀田の柿の種」がまさかの“エスニック料理”に

 

次は「タイ風パパイヤサラダ」というアレンジレシピだ。タイやラオスでは「ソムタム」と呼ばれる、青パパイヤを使った細切りのサラダが伝統的に親しまれているが、このレシピはそんなエスニック料理を思わせる仕上がりの逸品となっている。

 

材料は「亀田の柿の種(小袋1)」、「干しエビ(1つかみ)」、「生にんにく(1かけ)」、「トマト(大1/2個)」、「青パパイヤ(1/2個)または、きゅうり(1本)」、「ナンプラー(大さじ3)」、「砂糖(小さじ1)」、「レモン汁(小さじ1/2)」。「青パパイヤ」が入手できない場合は「きゅうり」で代用できるとのことだ。

 

作り方は、まずすり鉢に「亀田の柿の種(小袋1)」、「干しエビ(1つかみ)」、「生にんにく(1かけ)」を投入し、粗めに砕いておく。そこに「ナンプラー(大さじ3)」、「砂糖(小さじ1)」、「レモン汁(小さじ1/2)」を加え、ドレッシングを作る。そして、千切りにした「青パパイヤ(1/2個)または、きゅうり(1本)」、食べやすい大きさに切った「トマト(大1/2個)」を加え、よくからめれば完成だ。

 

食べてみると、「干しエビ」と「ナンプラー」の魚介の風味がガツンとくる。「青パパイヤ」はサクサクとした食感で、そこに「柿の種」の香ばしさと「ピーナッツ」のコクがベストマッチ。ザクザクした歯ごたえは本場の「ソムタム」にも匹敵するだろう。「トマト」のフレッシュさとジューシーさもいいアクセント。個人的にはナンプラーの量が少し多い気もしたので、薄味が好きは量を減らしてもいいだろう。お好みでパクチーを適量入れるとより本格的な味わいになるはずだ。