わさびやからしなどの調味料はチューブ状の容器に入っていることも多いですよね。ですが中身が減ってくると出が悪くなって、そのたびにもどかしい思いをすることも……。今回は、チューブ調味料の出が悪いときに使えるライフハックを3つ紹介します。
■端っこをつまんで振る
最初に紹介するのは、道具いらずで残り少ない中身を出せるライフハックです。
その方法はとてもシンプルで、チューブの底部分をつまんで振るだけ。底を持って振ることで中身が出口側に寄っていくため、残りがスムーズに出せるようになるというわけです。
なかなか出てこないくらい中身が少なくなっているよう場合は、チューブの中に空気を入れた状態で、もう一度、底部分をつまんで振ってみてください。特に道具は不要で試せるテクなので、最初にトライしてみるといいでしょう。
■ヘアピンを使って絞る
前述したように、道具を使わずとも手で振るだけである程度は中身を出しやすくできますが、ヘアピンがあればもっと簡単かつ確実に残りの中身を出しやすくできるでしょう。
ヘアピンと聞いただけでぴんと来た人も多いでしょうが、ご想像の通り、チューブの底部分をヘアピンで挟み、あとはヘアピンを少しずつ出口方向にスライドしていくだけ。これで残っていた中身を出口付近に集められるというわけです。
ヘアピンを挟んだままにしておけば、その後も中身を使い切りやすくなるでしょう。とても簡単ですので、チューブ調味料を絞る用として、キッチンにヘアピンを常備しておいてもいいかもしれませんね。
■フォークを使って絞る
ヘアピンを使えば便利で簡単ですが、調味料はキッチンで使うものですから、キッチンまわりですぐに見つかるもので中身が出せるほうがいいと思う方もいるでしょう。
そこで注目したいのがフォークです。フォークは先端が三又や四又に分かれた櫛状になっていますが、そのひとつの隙間にチューブを挟んで、絞り出していくという方法です。
フォークの一番奥の隙間にチューブの底部分を挟み、絞るようにしながらフォークを出口方向にスライドさせていきましょう。こうして中身が出口付近に集められるというわけです。
――今回紹介したチューブ調味料のライフハックは、チューブに入った化粧品や薬などにも応用できます。ぜひ、お試しあれ。