『午後の紅茶』でリゾットやチキン料理が激変するって知ってた!? 公式アレンジレシピ

コラム

TND幽介

 

キリンホールディングスの看板商品のひとつとして、1986年から愛され続けている『午後の紅茶』シリーズ。紅茶の豊かな香りとコクが売りの同シリーズには、実は公式ホームパージにはそれを使った意外なレシピがたくさんあるため、紹介していきたい。

 

 

■【紅茶とトマトのリゾット風】

まずは「紅茶とトマトのリゾット風」というレシピからご紹介しよう。紅茶というとティーカップに入れてそのまま楽しむイメージだが、これらを料理、しかもお米と合わせるというのだから驚きだ。加えてトマトの酸味とどうマリアージュするのか、期待が高まる。

≪用意する食材≫(今回の材料は2人分)
・『キリン 午後の紅茶 おいしい無糖』(300ml)
・ミニトマト(6個)
・玉ねぎ(1/4個)
・ご飯(お茶碗2配分、300g)
・サラダ油(大さじ1/2)
・塩(適量)
・ブラックペッパー(適量)
・粉チーズ(適量)
・イタリアンパセリ(適量)

作り方は、まず「玉ねぎ(1/4個)」をみじん切りにし、「ミニトマト(6個)」を、ヘタを取り半分にカットしておく。次に、フライパンに「サラダ油(大さじ1/2)」をしき、玉ねぎをしんなりするまで中火くらいで炒めておく。そこに「ご飯(お茶碗2配分、300g)」と「『キリン 午後の紅茶 おいしい無糖』(250ml)」を入れ、全体がなじむように5分ほど煮込む。全体が馴染んだら、残りの「『キリン 午後の紅茶 おいしい無糖』(50ml)」と、ミニトマトを入れて1分ほどさらに煮込む。最後に「塩(適量)」「ブラックペッパー(適量)」で味を整え、お好みで「粉チーズ(適量)」「イタリアンパセリ(適量)」をかければ完成だ。

早速食べてみると、紅茶の香りとお米のまろやかな香りがふんわりと広がり、実に上品な印象を受けた。同時に玉ねぎの甘みとプチトマトの酸味とコクが絶妙に混ざり合い、しっかりと料理として成立しているバランス感覚が見事。味付けはシンプルなのだが、その分各素材のポテンシャルが存分に出ている印象だ。また、最後に『キリン 午後の紅茶 おいしい無糖』を追加することで、豊かな香りが残すのがこのレシピの決め手ということが、食べてみるとわかるだろう。非常にさっぱりとした口あたりなので、ジューシーな肉料理と一緒に食べると合いそうだ。

 

 

■【紅茶が香る ジンジャーチキン】

上記のレシピと合わせて食べてみてほしいのが、この「紅茶が香る ジンジャーチキン」というレシピだ。チキンと『午後の紅茶』、さらにそこに生姜まで加わるということだが、どんな味わいに仕上がるのか……。期待を胸に早速調理を開始していこう。

≪用意する食材≫(今回の材料は2人分)
・『キリン 午後の紅茶 おいしい無糖』(100ml)
・鶏もも肉(1枚)
・すりおろししょうが(小さじ1/2)
・サラダ油(大さじ1)
・砂糖(大さじ1)
・醤油(小さじ2)
・ベビーリーフ(お好みで適量)

作り方はまず、「鶏もも肉(1枚)」にフォークで数カ所穴を開ける。こうすることで味がよく染み込むというわけだ。次に、鶏肉をトレイにあけ、そこに「『キリン 午後の紅茶 おいしい無糖』(100ml)」と「すりおろししょうが(小さじ1/2)」を入れ、よくなじませてからラップをして冷蔵庫で1、2時間ほど寝かせておこう。時間が経ったらフライパンに「サラダ油(大さじ1)」をしいて中火で熱し、軽く水気を取った鶏肉を皮目から入れ、焼いていく。両面がこんがり色づき火が入ったら、「ベビーリーフ」をしいたお皿の上にあけておく。次に、鶏肉を焼いたエキスが残るフライパンに、鶏肉の漬けダレと「砂糖(大さじ1)」「醤油(小さじ2)」を入れ、一煮立ちさせてソースを作る。それをお皿にあけた鶏肉にまわしかければ完成だ。


こんがりと焼きあがった鶏肉は、みるからに美味しそうな仕上がり。たまらず一口頬張ると、“午後の紅茶”とすりおろししょうがの豊かで爽やかな香りがブワッと鼻を抜け、同時に鶏肉のコクと旨味が口の中を駆け巡った。これはかなりうまい。甘じょっぱいソースもベストマッチ。紅茶の香りがほのかに香るのがたまらなくクセになる。印象的だったのが、しょうがの風味。チューブでもいいだろうが、生をすりおろすと格段に香りが良くなると思うので、味にこだわりたい方はレシピ通りがおすすめである。