平成23年に雪印乳業らを吸収し、新たな船出をした雪印メグミルク。そんな日本を代表する乳製品メーカーの看板商品のひとつが『雪印北海道100 さけるチーズ』だ。今回は公式ホームページ掲載のがっつり系アレンジレシピにチャレンジしてみた。
■【「さけるチーズ」がのび~るミルクリゾット】
最初は「『さけるチーズ』がのび~るミルクリゾット」というレシピをご紹介しよう。
体が温まる濃厚リゾットは嬉しい限りだが、おつまみ商品としての印象が強い『雪印北海道100 さけるチーズ』が本格料理にどう変身するのだろうか。
≪用意する食材≫(今回の材料は1人分)
・『雪印北海道100 さけるチーズ プレーン』(1本)
・『雪印メグミルク牛乳』(100ml)※他の牛乳でも代用可能
・温かいご飯(150g)
・顆粒スープの素(小さじ1/4)
・塩(適量)
・粗びき黒こしょう(適量)
・ドライパセリ(適量)
作り方はとても簡単。耐熱容器に「温かいご飯(150g)」「顆粒スープの素(小さじ1/4)」「『雪印メグミルク牛乳』(100ml)」、そして細かく裂いた「『雪印北海道100 さけるチーズ プレーン』(1本)」を入れ、よく混ぜ合わせておく。
それにラップをかけ、電子レンジ600wで1分30秒ほど加熱。
ラップをはずしてチーズをなじませるように再度かき混ぜ、最後に「塩」「粗びき黒こしょう」「ドライパセリ」をお好みで適量振りかければ完成だ。
チーズと牛乳の優しく豊潤な香りが食欲をそそる。さっそくチーズとろける熱々のリゾットを一口いただいてみた。まずお米と牛乳のふんわりとした甘さが口に広がる。同時に『雪印北海道100 さけるチーズ プレーン』のコクが追いかけてきて非常にうまい。チーズの香りが抑えめなので、ツンとするチーズの香りが苦手な人でも楽しめるだろう。
今回は顆粒のコンソメをベースに作ったが、中華系のスープを使えばまた違った味が楽しめるのではないだろうか。個人的に決め手は粗びき黒こしょうだと感じた。優しい味わいをピリリと引き締めてくれるので、多めにかけてもいいかもしれない。
■【「さけるチーズ」のとろ~り甘辛肉巻き】
次のメニューは「『さけるチーズ』のとろ~り甘辛肉巻き」だ。
おつまみメニューが、なんとご飯によく合いそうな甘じょっぱいおかず系メニューに変身するというのだが、一体どんな味わいになるのか期待が膨らんでくる……。
≪用意する食材≫(今回の材料は5本分)
・『雪印北海道100 さけるチーズ』(5本)※好きなフレーバーを選んでOK
・豚肉の薄切り(200g 10枚)
・しょうゆ(小さじ2)
・砂糖(小さじ2)
・水(大さじ3)
・ごま油(少々)
・白いりごま(適量)
・しその葉(適量)
作り方は、まずお好みのフレーバーの「『雪印北海道100 さけるチーズ』(5本)」に、「豚肉の薄切り」を2枚ずつ巻きつけていく。
次にフライパンに「ごま油(少々)」をひいて熱し、豚肉を巻いたチーズを焼き色がつくまで中火で炒めていく。
焼き色がついたら「しょうゆ(小さじ2)」「砂糖(小さじ2) 」「水(大さじ3)」をフライパンに加えて蓋をし、転がしながらチーズがとろりとするまで煮絡めていく。
最後に蓋を外し、「白いりごま(適量)」をふりかけ、煮汁が少しとろっとするまで煮詰めたら火を止める。
「しその葉(適量)」を敷いた皿の上に盛りつければ完成だ。
焦げたしょうゆと豚肉の香りが鼻を刺激し、居ても立ってもいられずかぶりついた。豚肉のジューシーな肉汁と砂糖じょうゆの甘じょっぱいタレは抜群の相性。そこに噛むほどにとろっとはみ出してくるさけるチーズが、濃厚さにブーストをかけてくれるので、これはご飯が止まらなくなる美味しさである。
あっさり目のチーズなので全体のバランスが取れているのも見事。白いりごまとしその葉が、香ばしくかつさっぱりと口を彩ってくれるのもうれしい。個人的には『雪印北海道100 さけるチーズ とうがらし味』を使うと甘辛い風味に仕上がり、ご飯によりマッチするので試してみてほしい。