毎日磨いても落としきれない歯の黄ばみ。そんな黄ばみの除去法として、ホワイトニングや黄ばみ専用の消しゴムなどがあるが、継続するには費用がかかってしまう。そこで今回は自宅でできてお金もかからない、歯を白く保ちやすくする方法を3つ紹介していこう。
■綿棒に歯磨き粉を付けて歯を擦る
まず紹介するのは綿棒と歯磨き粉を使った方法。どちらも新たに買わなくても、もともとご家庭にあるという方が多いだろう。歯磨き粉をつけた綿棒で、黄ばみが気になる部分を1分程擦ると綺麗になるのだ。
これは歯ブラシが歯の隙間を磨くのに適している一方で、綿棒は歯の表面を綺麗に磨き上げるのに適しているから。素材が柔らかい綿棒であれば、歯茎を傷付けにくいというのも理由のひとつだろう。
数日に一回など定期的に行うことで、歯に色素が定着するのを防ぐ予防策となるため、習慣化して歯の黄ばみの防止に役立ててもらいたい。
■重曹を歯磨きに使用する
部屋の掃除で活躍する重曹も、ご家庭にあるという方が多いのではないだろうか。実は重曹も歯を白くするのに効果的と言われているのだ。
ひとつまみ程度の重曹を、歯磨き粉を付けた歯ブラシに振りかければOK。あとはいつも通り歯を磨くだけだ。
重曹はスーパーやドラックストアにて数百円程度で購入できるため、ホワイトニング用の歯磨き粉を購入するよりも安く手に入ることもメリットとして挙げられる。さらに家の掃除にも役立つため、常備しておけば一石二鳥。
しかし効果の出方はさまざまで、歯の状態によっては満足な白さを得られないこともあるという点だけ注意が必要だ。まずはしばらく試してみて、その効果次第で継続使用の検討をしてみてほしい。
■こまめにうがいをする
こまめにうがいをすることが、実は一番手軽で効果の見込める歯を白く保つ方法なのだという。特に紅茶や珈琲など色の濃い飲食物を口にした後のうがいは、口内の色素を洗い流してくれるので効果的。
もちろん食事後に歯磨きができればそれに越したことはないが、どうしても歯磨きの時間が作れないという人はぜひうがいだけでもしてみてほしい。
また、うがいも難しいという人には水を飲むのがおすすめ。水を飲むことでも、歯への付着をある程度防ぐ効果が期待できるという。