ドライヤーのポテンシャルは髪を乾かすだけじゃない! 革靴にも傘にも使えるだと…!?

コラム

citrus あかいあおい

 

髪を乾かす道具であるドライヤーですが、その温風効果は様々なシーンで活用できます。そこで今回は、ドライヤーを使ったライフハックを3つ紹介します。

 

 

■新品の革靴を伸ばす

新品の革靴を履いたら足が痛くなったという経験はないでしょうか。革靴は足が締め付けられるような感覚で、痛みで歩くのもままならなくなることも……。

そこで役立つのがドライヤー。この痛みは足と靴の形が合っていないときに起こるものなので、革靴を履いた状態できつく感じる部分に温風を当てると、ドライヤーの熱で革が柔らかく伸び、足の形に馴染んでいくのです。

ただし、非常に便利な方法なのですが、やり過ぎは禁物です。というのも、そもそもドライヤーは髪を乾かすためのものなので、温風を当てすぎると革が乾燥してひび割れてしまう恐れがあるからです。低温に設定して2~3分以内で試してみてください。

 

 

■板チョコを溶かす

次にご紹介するのは板チョコを溶かすのに使用する方法。チョコレートを溶かすのに必要な湯煎は、お湯を沸かすのに時間がかかるうえに、失敗してしまうこともあるでしょう。

そんなとき、ドライヤーの弱温風を使えば、お手軽にチョコレートを溶かすことができます。用意するのはボールとドライヤー、ゴムベラのみ。板チョコを手で割ったものをボールに入れて、真上からドライヤーを当てながらときどきゴムベラでかき混ぜれば、あっという間になめらかなチョコができあがります。

こちらの注意点は、板チョコを細かくカットし過ぎないこと。細かすぎるとドライヤーの風力でチョコが飛び散ってしまうこともあるためです。お試しの際はチョコの大きさと風力調整に気を付けてください。

 

 

■傘の撥水性を復活させる

最後は、災害時に役立つ情報を発信している警視庁警備部災害対策課のTwitterアカウントでも紹介されていた、傘の撥水性を復活させるのに使用する方法。

こちらは傘から10cmほど距離をとって、30秒くらい温めるだけでOK。たったこれだけで撥水性がある程度復活するそうです。

ただし、ドライヤーの当て過ぎ・近づけ過ぎには注意してください。また、ビニール傘は溶けてしまう危険性があるので、ビニール傘にはドライヤーの使用はお控えください。