【ハウス食品「うまかっちゃん」】人気の豚骨インスタント麺を…洋風に!? 汁なしに!?

コラム

TND幽介

 

100年を超える歴史を持つハウス食品の人気商品「うまかっちゃん」。1979年に初登場して以来、本場九州のとんこつラーメンの味を手軽に味わえると、九州地方を中心に評判を呼んできた。今回は公式サイトで紹介されている絶品アレンジを2品ご紹介。

 

 

■【クリーミーうまかっちゃん】

 

まず紹介するのは「クリーミーうまかっちゃん」というレシピ。

 

もとより濃厚な豚骨味が特徴の「うまかっちゃん」だが、そこに西洋の風として牛乳と粉チーズを追加し、さらなる濃厚さを目指したというが、果たして味のバランスはどう仕上がっているのか……。

 

≪用意する食材≫(材料は1人分)

 

・「うまかっちゃん」(1袋)

・牛乳(200ml)

・粉チーズ(適量)

 

作り方は、まず鍋に分量外の「水(300ml)」と「牛乳(200ml)」を入れて沸騰させ、「『うまかっちゃん』(1袋)」の麺をほぐしながら、3分茹でる。その後、火を止めたら、付属の粉末調味料と調味オイルを加えて丼などに移したら、最後に「粉チーズ(適量)」を振りかければ完成だ。お好みで「焼き豚」、「メンマ」、「キクラゲ」、「紅ショウガ」、「ネギ」、「ごま」などを追加すると、よりグレードアップするとのことだ。

 

出来立てを一口すすると、「うまかっちゃん」の食欲そそるとんこつラーメンの香りがまず感じられる。しかし、直後に牛乳とチーズのミルキーな香りと旨味が舌と鼻を駆け抜けていく。とんこつラーメンのコク深さはありつつも、比較的口当たりはさっぱりしている「うまかっちゃん」だが、本レシピはそこに濃厚さをガツンとブーストしてくれている印象だ。粉チーズと牛乳によって、ラーメンなのにポタージュのようなニュアンスもある絶妙なマリアージュをぜひ味わってみてほしい。

 

 

■【焼きうまかっちゃん】

 

次は「焼きうまかっちゃん」というレシピ。

 

汁ありのラーメンを、なんと汁なしの焼きそばとして調理するという大胆なメニューだ。確かに “焼きラーメン” という料理はあるにはあるが、おなじみのインスタント麺である「うまかっちゃん」でもうまくいくのか……期待と不安が入り混じるところだ。さっそく作ってみよう。

 

≪用意する食材≫(材料は1人分)

 

・「うまかっちゃん」(1袋)

・豚こま肉(50g)

・カット野菜(100g)

 

作り方は、まず水かさが出るような小さめのフライパンを用意し、分量外の「水(200ml)」を入れて沸騰させ、そこに「『うまかっちゃん』(1袋)」の麺をほぐしながら1分茹でる。次に、そして「豚こま肉(50g)」と「カット野菜(100g)」も加えて、よく火を通すようにしながら、2分煮込んでいく。その後、付属の粉末調味料と調味オイルを加えてよく混ぜ合わせ、水分がなくなるまで炒めれば完成だ。

 

出来上がりの見た目は、まるで塩焼きそばのよう。ほかほかと湯気の立ち上る麺をワシっと箸で掴み、豪快にいただいてみる。スープありのときよりもモチモチとした食感の麺にまず驚かされた。そこにカット野菜のシャキシャキとした食感がいいアクセントになっている。味わいはおなじみの「うまかっちゃん」のスープ味で、間違いない美味さ。だが、驚いたのは、豚こま肉と野菜のエキスがスープに染み出し、それが麺にぎゅっと詰まっていた点。食べるたびにもう一口いきたくなる、病みつき度の高いメニューと言えるだろう。