2003年に誕生してから、濃厚で旨味たっぷりなのにクセのない絶妙なバランスで人気のアイスクリーム「MOW」(森永乳業)。実はそんな「MOW」の公式サイトでは、驚きのアレンジレシピが紹介されているのだ。今回はそのなかから2品を厳選して実食してみた!
■【バナナチョコアイスのクッキーサンド】
まず紹介するのは、「バナナチョコアイスのクッキーサンド」というレシピ。まろやかで冷たい口当たりのアイスクリームをクッキーで挟み込んだこのスイーツレシピ。いつもの「MOW」がおしゃれで贅沢な味わいにグレードアップするようで、期待感が高まる!
≪用意する食材≫(材料は5個分)
・「MOW(バニラ)」(1個)
・バナナ(1/2本)
・ピーナッツチョコ(50g)
・「森永製菓ビスケットマリー」(10枚)
作り方は、まず「バナナ(1/2本)」と「ピーナッツチョコ(50g)」を包丁で、粗みじんにし、ボウルに空けておく。
次に、そのボウルに「『MOW(バニラ)』(1個)」を入れて、溶け出さないうちに全体をよく練り合わせる。
その塊を5等分に分けたら、ラップをかけて冷凍庫で約1時間冷やし固めておく。
固まったらアイスを「森永製菓ビスケットマリー」2枚で挟めば完成だ。
ほのかにバナナとチョコレートの香りが漂う。実食すると、まずは「森永製菓ビスケットマリー」のサクサク感があり、直後にひんやりと冷たく、またどこかねっとりとした食感の濃厚なアイスが口内に広がり出す。噛み締めていくと「バナナ」の甘さと香り、「ピーナッツチョコ」の香ばしさ、ビスケットのバターの香りが矢継ぎ早に弾け、なんとも賑やか。それらを包み込むようにまとめているのが「MOW」なのだ。アイス専門店のメニューにありそうな非常に完成度の高いレシピと言えるだろう。
■【MOWとトマトのカプレーゼパフェ】
もうひとつは、公式サイトにあるレシピのなかでも、とりわけ異彩を放つ「MOWとトマトのカプレーゼパフェ」というレシピだ。なんと本レシピ、バニラアイスをイタリア料理のカプレーゼ風にアレンジするというもの。カプレーゼといえばモッツァレラチーズとトマトを合わせた塩気のある前菜だが、「MOW」を使うと一体どんな味になるというのだろうか……。
≪用意する食材≫(材料は2人分)
・「MOW(バニラ)」(1個)
・プチトマト(12個)
・エキストラバージン・オリーブオイル(大さじ1)
・黒胡椒(適量)
・バジルの葉(適量)
【A】
・砂糖(大さじ2)
・ワインビネガー(大さじ2)
・レモン汁(小さじ1/2)
作り方は、まず「プチトマト(12個)」を分量外のお湯で茹で、湯むきをしておく。
次にボウルに【A】を全て入れてよく混ぜ合わせて、マリネ液を作っておく。
そのボウルに先ほど湯むきしたプチトマトを入れて混ぜ合わせ、5分ほど漬け込む。
そしてお好みの器に「『MOW(バニラ)』(1個)」をよそい、プチトマトをマリネ液ごと盛り付ける。
そこに「エキストラバージン・オリーブオイル(大さじ1)」、「黒胡椒(適量)」をかけ、「バジルの葉(適量)」を添えれば完成だ。
材料でわかるとおり、このレシピでは本来のカプレーゼのように塩は使わず、味わいがまとまるよう「砂糖」を使っている。それは理解しているのだが、ビジュアルはパッと見るとカプレーゼそのもの。不安を抱きつつ一口食べてみる。これが実に不思議な味! まず感じるのはマリネ液の酸味と、『MOW』の甘さの爽やかなマリアージュ。そして、そこにまるでフルーツのように感じられるプチトマトの存在感が追いかけてくる。全体を覆うオリーブオイルとバジルの香りはカプレーゼなのだが、しっかりスイーツとしてまとまっているバランスがお見事。今までにない新感覚スイーツとなっていた。