突然「こちらの写真を譲っていただけないか」と1通のメールが届いた そこから始まった "物語" に目頭が熱くなる…
SNSで盛り上がった選りすぐりのネタを紹介するcitrus。
つっきー (@psypsytuki)さんの投稿が話題になっています。
(アカウント名に含まれる環境依存文字・絵文字は反映されない場合もあります)
『こちらの写真お譲り頂けないでしょうか。』
— つっきー (@psypsytuki) December 30, 2022
突然届いた1通のメール。怪しい件名に内容を見ずに削除した。後日、同じ件名でメールが届く。またか…と、とりあえず内容を見ると、送信主は僕がブログに掲載してた山の頂上の写真を欲しがっていた。そんなもの、画像コピーすりゃいいのに。→
→「はい。どうぞ」と短い返事をした。さらに『どのように保存すればよいのかわかりません』と続く。
— つっきー (@psypsytuki) December 30, 2022
【僕はPCの先生じゃないです…】
という心の声をグッと堪え、理由を思い切って聞いてみた→
→『あなたの撮影した写真の後ろに写っている人は私の息子なんです。火災で亡くなってしまい、写真も全て焼けてしまいました』
— つっきー (@psypsytuki) December 30, 2022
確かに写真を見ると、山の頂上で僕が友人と肩を組む後ろに横顔が写っている人がいた。おそらく”彼”の事なんだろう。パソコンの知識もほぼない中→
→ひたすら亡くなった息子が過去に訪れた場所の写真をネットで探してたところ、たまたま僕の掲載した写真に行きついたとのこと。亡くなってからなんと1年間も毎日、毎日息子さんの写真を探してたのを聞いて心が震えた。
— つっきー (@psypsytuki) December 30, 2022
僕は相手の住所を伺い、カラーコピーした写真をメールの送り主へ送付した。→
→自分にとって普通の1枚でも、誰かにとっては「奇跡の1枚」になる可能性がある。「写真の力」を感じたできごと。
せっかくの年末、今年の写真を見返してみてください。家族のが少ないな…と感じたとしてもまだ間に合います。たくさん撮影しましょう。写真が多いほど不思議と後悔は減るものですから— つっきー (@psypsytuki) December 30, 2022
なんだかとても、考えさせられるエピソードでした。
メールを送った人の、写真を見つけた時の気持ちは計り知れません。
投稿者さんがたまたま撮った奇跡の1枚にたどり着き、手に入れることができて少しでも息子さんを感じることができたなら……。
最後に家族そろって写真を撮ったのはいつだったか、思い返すきっかけをもらえました。
普段はあまり自発的に写真を撮るタイプではないのですが、大切な人との写真は撮るようにしたいなと強く思いました!