“褒め下手”でも簡単に使える!「三角褒め」は、さりげないけど効果絶大

人間関係

 

間違った叱り方」、「正しい叱り方」と「叱る」話が続きました。叱られてばかりだと嫌になるものですから、今回は「褒め方」についてお話しましょう。

 

以前、“魔法の言葉”として有効な「らしい」を紹介しましたが、これは相手のことを知っているという前提条件で、最も簡単な褒め言葉として紹介しました。「あなたらしいね」「君らしいよ」と言うことで、相手の気持ちに寄り添うことができ、信頼していることも伝えられます。ちなみに、「らしい」と呼応して、最も簡単な叱り言葉が「らしくない」ですですから、「らしい」「らしくない」の使い分けでスムーズな人間関係が構築されることは間違いありません。

 

さて、今度は最も簡単で有効な「褒め方」です。それは、「三角褒め」という手法です。

 

日本人は褒めるのが下手だといわれています。なぜならば、面と向かってしまうと、どうしても恥ずかしくなったり、照れたりしてしまうからです。それだったら、やり方を変えてみましょう。面と向かうから、直接的だから、うまく褒められないのであれば、第三者を使って、間接的に褒めればいいのです。

 

そこで、「三角褒め」です。例えば、こう使います。「○○さんがあなたのことを凄いと言っていたよ」、「××くんが君の字はきれいだと感心していたね」「△△くんのお母さんがお前の足の速さに驚いていたわ」……。人は他人の評価が気になって仕方がない生きものです。だからこそ、第三者から褒められることが嬉しくてたまりません。この心理を利用するのが「三角褒め」なのです。部下に、部員に、子供に、この「三角褒め」を使ってみてください。とても有効であることが実感できるはずです。

 

「三角褒め」のついでに、「隠し褒め」という手法も加えておきます。これは、「また」を付けるだけです。たとえば、「また仕事を一緒にしたいですね」です。「また」を付けることによって、あなたと一緒にした仕事は楽しかった(充実していた)ことが強調され、相手を褒めることになります。「“また”お食事をしたい」、「“また”ドライブに誘ってください」などと「また」を付けるだけで、思いの度合いは増すのです。

 

褒められて嬉しくない人はいません。あとは効果的な褒め方や褒め言葉を知っているかどうか。「三角褒め」や「隠し褒め」を使っていけば自然と褒めることがうまくなり、「褒め上手」といわれる日も近くなるでしょう。

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瀬戸口仁

瀬戸口仁

1960年2月25日、東京生まれ。サンケイスポーツ新聞社でプロ野球を11年間担当。独立して1993年に渡米し、ニューヨークを拠点に13年間、メジャーリーグ、とくに日本人メジャーリーガーを取材。日本の新聞、雑誌、サイ...

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