子供が親を「呼び捨て」「ちゃん付け」…どっちでもいい。確固たる信念があるならば

人間関係

 

子供が親を「呼び捨て」「ちゃん付け」 そんな親子は「気持ち悪い」か』と題した記事があります。

 

これは、少し前に、よく話題になった記憶のある、友達親子はいいか、悪いか、という話の延長上にあるテーマだと思います。

 

友達親子、呼び捨てあり、ちゃん付けあり、という考え方は、私の勤める学校では、あまり評価されない雰囲気がありますが、だからと言って、ダメ!とも言い切れないと思います。

   

・困ったことでも、相談しやすいように

・人間としての価値は、同じだから

・真の信頼関係を築きたいから

 

などなど、いろいろな理屈が出てくるでしょう。それを聞いて、「え?なんかヘン……」そう思われる方も多いと思います。だからこそ、「気持ち悪い」というタイトルの記事があるのです。しかも、かなり、アクセス数は多いようです。

 

さて、そこで、私の考えですが、私は、それが、ホンネなら、それでいいんじゃない?と思っています。

 

心の底から、

 

・困ったことでも相談してほしい

・人間としての価値は同じだから、呼び方もそうでありたい

・真の信頼関係は、対等な呼び方から

 

と、思っているなら、それでいいと思うのです。

 

ポイントは、「心の底から」です。つまり、大げさではなく、それが信念によるものなのかどうか、ということです。

 

逆に言うと、「心の底」に別のものがある場合、話は180度、変わります。具体的には、

 

「私は、自信がないので、対等っぽい関係だと、気が楽」

 

とか、

 

「子どもに嫌われたくない」

 

とか、理解のある風、脱封建価値観を持っている風を演じて、実は、不安やカッコつけがベースにあるなら、呼び捨てやらちゃん付けなんて、もってのほかだと思います。

 

なぜなら、それは、子どものご機嫌とりになってしまうからです。

 

ただし、同じ論理で、考えを深めてみると、

 

「私は、自信がないので、封建的親子関係を設定しておかないと、不安」

 

という考えが根底にあるなら、どんなに「昭和のお父さん、お母さん」をやってみても、やはり、それはホンネに基づいていない、表面的な言葉や態度ということです。

 

結局、子どもは納得しづらい、うまくいかない、ということになるでしょう。

 

私個人としては、呼び捨てやちゃん付けに、反対です。が、それを大切にしたい、と真剣に考える方を応援することならできます。

 

重要なのは、呼び方以上に、子どもにおもねっていないか、自分に自信を持って語りかけているか、ということだと私は思いました。

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私立小学校校長

青木洋介

1976年生まれ、都内私立小学校校長。 2013年「むさしの学園小学校の母親を変える教室」出版。 低学年から高学年までの担任を経験する中で、子どもが安心して活躍するためには、まず、母親がイキイキしていることが大...

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