缶ビール、その飲み方は不味くなる!

ライフハック
缶ビール、その飲み方は不味くなる!

缶ビール、どのように飲みますか?

 

テレビドラマなんか見ていると、トレンディーな主人公は(ってか、死語?)、帰宅しおもむろに冷蔵庫から缶ビールを取りだし、シュパっとプルトップを引っ張り上げ、そのままぐびっとやり、ぷは~などという。あれを見ていて、泡、きつくないのかなぁといつも思うのだ。

 

私は、缶ビール、もう絶対と言っていいほど、グラスにあけて飲む。列車のなかなどでもビール購入の際は紙コップかプラカップをもらって(買って)そこにあけて飲む。アウトドアなどでグラスもコップも紙もプラもなんもないというときは、茶わんでもいいからそこにあけて飲む(案外おいしかったりする)。とにかく何かに注いで飲まないと飲めないのだ。

 

缶のまま飲むと、ほら、泡が、もう、すっごくきついのだ。ぴりぴりジンジンじゅわじゅわニガニガという感じでもうちっとも美味しくない。そもそもお腹が膨れやすい泡のお酒なのに、缶のままの強烈炭酸は激しく胃袋を膨れさせる。

 

そのうえ香りが感じられない。泡入りミネラルウォーターならまだ喉ごしの軽快さを楽しめるかもしれないが(缶のことはあまりないけどね)、ビールなのだ。香りがある酒なのだ。せっかくの麦芽の芳醇さやホップの爽やかさが缶のままだと全く感じられない。そのうえ、舌や喉がぴりぴりと痛いのだ。これはもう苦痛以外のなにものではない。たまに、アルミの食感がいやぁな時もあるし。金属っぽくてなんとなく気持ち悪いのだ。

 

メキシコの人気ビール「コロナ」はガラスだし、ボトルのまま飲むじゃないかって? あのビールは炭酸が弱めなのでそのまま飲んでも結構いけるのよねぇ。ジャパニーズ・ビールは意外に炭酸がしっかりきいている。だから、缶のままは、きっついのだ。

 

 

グラスに注ぐときも、私は、しっかり泡を立てる。高いところからゆっくり注いだりして、なるべく炭酸を抜くのだ。上手に注げばクリーミーな泡になってぐっと盛り上がり、ぴりぴりジンジンとした食感ではなく、滑らかでやわらかくなり、コクも感じられる。

 

せっかく泡を封じ込めた酒なのになるべく炭酸を抜くというのもなんではございますが、ビールはグラスにあけて飲む方が美味しいと思うし、ビール系飲料もこれは同じだ。

 

最近はプレミアム系のビールも人気で、麦芽の量が多く良質のホップも使っているため、わざわざ「グラスに注いで」とか「ワイングラスで」という飲み方指南をしている。いいね、いいね、いいじゃない。

 

プレミアムビールはもとより、普通のビールだって、ビール系飲料だって、グラスに注いだ方がいいって。いやいや、自分はあの泡のきついのがいいんだという方もいらっしゃるのでしょうが、さてさて、みなさんの好みはどうですか?

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ソムリエ/ トータル飲料コンサルタント

友田晶子

一般社団日本のSAKEとWINEを愛する女性の会(通称:SAKE女の会)代表理事、トータル飲料コンサルタント (日本酒・焼酎・ワイン・ビール・カクテルなどお酒と食に関する専門家)、ソムリエ/日本酒きき酒師/焼酎きき酒...

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